検索窓
今日:36 hit、昨日:409 hit、合計:243,174 hit

22話 ページ23

花「おー、立ってんな」

岩「元気じゃねぇかよ」


俺たちが呑気に話している時、さきちゃんがいちごミルクをAちゃんに向かって持っていたいちごミルクを振り上げ、ぶっかけようとしていた


岩「おい、やべぇぞ」

岩ちゃんがAちゃんにされる事を察し、俺に危険信号を発していた


その言葉と共に俺の体は勝手に動いていた


松「よっ!スーパーヒーロー及川くん!」

花「行け!スーパーヒーロー!そしてそのままいちごミルクぶっかけられて髪型ぐちゃぐちゃになりやがれ」


まっつんに関しては何も思わなかったけどマッキーのスーパーヒーロー!の後は聞かなかったことにしてあげる

Aちゃんが濡れてしまう前に俺がAちゃんを守って、さきちゃんの腕を掴んで何とかお互い濡れることなく助けることが出来たらしい

危機一髪ってやつだね、これ。さすが俺だよね…できる男はやることもかっこいいよね


俺の前に出る勢いが激しかったらしく、前のめりに突っ込んでしまい何故かAちゃんを後ろから抱きしめる形になってしまった

そんなことは今は気にせずさきちゃんに問いかけた

及「ねぇ、俺のAちゃんに何しようとしたの?」


この状況を傍で見守っていた、3人は思った…


(((俺のってなんだよ)))


花「あいつ今俺のって言ったよな」

岩「言ってたなはっきりと」

松「ふはっ、独占欲丸出しかよ」



内「?!及川くん?!」

Aちゃん目掛けて振り下ろしたいちごミルクが突然現れた俺によって、阻止されたことに驚き固まっているさきちゃんに俺は、静かにこう言った

及「君が持っているいちごミルク、どうするつもりだったの?」

自分でも驚くほどの冷たい声と、冷めきった目にさきちゃんは震えて何も言えずにいた

Aちゃんに関しては俺の腕の中で小さく縮こまってぎゅっと目を瞑っている



え…可愛すぎるんだけど、え…何、何なの。及川さん正面からAちゃんの顔めっちゃ見たいんだけど…

このもどかしい状況を楽しみたいけど、今はこの状況をどうにかしないと

及「ねぇ聞いてる?そのいちごミルクをどうするつもりだったのって聞いてるんだけど」


さっきから黙って何も応えないさきちゃんに、苛立ちを含みながらそう発した俺にさきちゃんが応えた

内「こ、この子がっ、私にわざとぶつかってきてっ、」


及「それで?足でも折れた?」

まっつんの言ってた事と辻褄が合い、更に苛立つ俺を静めるようにAちゃんが俺の手をぎゅっと握る

23話→←21話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
478人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 及川徹 , 青葉城西   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もも(プロフ) - はなさん» 教えていただきありがとうございます!!!今外しました!!ありがとうございます! (2022年1月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! 消さないと違反になっちゃいます💦 (2022年1月11日 18時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - RIOさん» ご感想下さり、ありがとうございます!ハイキューキャラは皆かっこいいですよね(*^^*)今後は、及川さんとの出会いで夢主様が変わっていきますので最後まで見て下さると嬉しいです!よろしくお願いいたします! (2022年1月11日 14時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - めっちゃ面白いです!この作品!やっぱりステーキ及川さん好きやわ…とか思いながら読んでたんですけど、結局は全キャラ好きです(え)あと、二人の友情というかなんというか…めっちゃカッコいいなって思いました。応援してます! (2022年1月10日 23時) (レス) @page9 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もも | 作成日時:2022年1月9日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。