ロー誕生日 ページ8
朝。
あ「ベポ、準備は？」
べ「あいあい！出来てるよ！」
シ「こっちも！出来てる！」
ペ「後は、船長起こすだけ……」
何故ペンギンが嫌々言うのかはこれから起こしに行く人にしかわからない
あ「まだ寝てんの？全く。今日ぐらい早起きしてもいいのにっ」
べ「Aちゃん、起こしてきなよ！キャプテン、Aちゃんなら起きてくれると思うから！」
シ「かもな。毎回バラされる俺たちの身が持たねぇよ」
ペ「てことで、頼むわ〜」
と、手をひらひらさせながら部屋を出ていく三人
あ「仕方ないなぁ。」
私はローの誕生日ケーキやご飯を一通り作り終えたのでローを起こしに行くことにした
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ガチャ
一歩進めば本の山
あ「うわ、この人昨日も夜更かししてたの？」
本があって踏む場所が限られる
あ「ふぅ、あ」
ロ「…」
まだ寝てる
あ「ロー、起きて」
一言かけたが全く起きる様子がない
あ「ロー、起きてってば…？！」
ｸﾞｲ
布団の中から手が伸びで私の腕を掴んだ
ロ「うるせぇ、寝かせろ」
私を抱き枕にするキャプテン
あ「ちょっと、離してよ」
ロ「…」
寝てるの？と声をかけたが何の反応も無かったので私はローの耳元でこう言った
あ「ロー。お誕生日おめでとう。大好きだよ」ﾆｺ
ローの髪を撫で、そっと布団から出ようとすると引き戻され後ろから抱きしめられた
ロ「今日、俺の誕生日だったんだな」
あ「え、忘れてたの？」
ロ「まぁな。いつも忙しくてそんなの覚えてられねぇ」
あ「ローが覚えて無くても大丈夫」
ロ「あ？」
あ「私が覚えてるから！それに、毎年私が一番最初にローに、お誕生日おめでとうって言ってあげる」
ふふっと笑えばローも釣られてふわっと優しく微笑んだ
ロ「好きだ」
ぼそっと言うローの声に私は聞き取れたが照れながら言うローに意地悪したくなった
あ「え？なに？聞こえなかった」ﾆｯ
ロ「もう言わねぇよ」
あ「お願い！もう一回言って」
私がローを見つめると分かったと言うばかりにこう言った
ロ「一度しか言わねぇからよく聞けよ」
あ「うん」
ローはAの頬に手を置き顔を近づけた
ロ「愛してる」
あ「っ？！？！」
私の反応に満足したのか、キスをしてきた
ロ「おもしれぇな、お前は。」
あ「な、面白くなんか、ない、ん、だから」
明らかに動揺を隠しきれないA
ロ「一生俺の傍から離れんな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パンとめん(プロフ) - ゆーかさん» はい！頑張ります！ (2019年3月3日 20時) (
レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！とても励みになります！ (2019年3月3日 20時) (レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか - 更新頑張ってえええええええ！！！ (2019年2月21日 20時) (レス) id: 85dd9f4813 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 楽しいです。(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年2月19日 16時) (レス) id: 3e537abb72 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - イゾウRAVUさん» 嬉しいです！！はい！頑張ります！！これからもよろしくお願いします！！ (2019年2月3日 18時) (レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パンとめん | 作成日時：2018年10月8日 17時
