7話 ページ9
エ｢おい、大丈夫か？｣
あ｢っ……、あ、ごめんなさい。｣
私はいつの話を今思い出してたのだろうか。
懐かしいななんて、ﾊﾊﾊ。
ﾎﾟﾛｯ
皆｢！！｣
ハ｢A！なんで、泣いてるの？｣
マ｢A、大丈夫かよい？？｣
やだ、なんで泣いてんの。
今更泣くなんて遅すぎる、私の涙なんてとっくに枯れたはずなのに、意味がわからない。
あ｢皆さん、迷惑かけてほんっとにごめんなさい。私なんかのことを家族と申してくれてありがとうございます。ですが私なんかが家族になんて多分……いえ、きっとなれないと思いますよ。｣
そう、私は人殺し。
当たり前だ。なれない。私はまだ変わりきっていない。
多分ここに来たのは自分自身を変える為であって家族になろうだなんて、なんて贅沢な考えをしているんだ。
きっとまた………………。
イ｢なぁ、Aよ。自分なんかって言ってるけどよ、それはちげぇ。お前はお前だA。｣
そうだ、こいつは来た時から俺たちに感情を出さねぇ
ハ｢そーだよ！！僕達は、Aみたいな可愛い妹が家族になってくれるのを願ってる。｣
無理にとは言わないけど…この子、自分の事についてあまり喋らないし。
何かあるかも。だから、出来る限り僕達が出来ることを彼女にしてあけたいとそーおもったのだ。
あ｢でも……、｣
白｢Aよ、｣
あ｢はい…………？｣
白｢息子達を信じろ。こいつらは、お前に危害なんて加えたりなんかしねぇよ。なんせ、俺の自慢の息子達だからな。｣
グララララと、微笑んだ。
信じてやれ、そんな事言われてもと思った。
あ｢あの、皆さん｣
ちょっとだけでもいい、この人たちなら……。
あ｢あの、お世話になりますっ。｣
と、笑顔を見せると
隊長達は顔を真っ赤にさせ、そっぽをむいて
おう！よろしくな！と嬉しそうに返事をしてくれた。
こんな、私が生きる事をお許しください。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ONEPIECE」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パンとめん(プロフ) - ももさん» そうですよね！少ないですよね！一番イゾウが好きなので書きました！喜んでいただけて幸いです (2019年4月27日 10時) (
レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - イゾウさん、私も好きです！ ただイゾウさんの小説少ないので嬉しいです！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: f727e2bc07 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - サキさん» ありがとうございます！ (2018年11月7日 7時) (レス) id: 588c13f57c (このIDを非表示/違反報告)
サキ - プロフィールではなく、プロローグですよ。 (2018年11月7日 6時) (レス) id: 9d3a714262 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - リリーさん» リリーさん！死なないでください！！分かります！！イゾウさん、かっこいいですよね！！ (2018年7月30日 19時) (レス) id: 588c13f57c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パンとめん | 作成日時：2018年1月15日 1時
