23話 ページ26
あ｢ねぇーねぇー｣
サ｢なんだー？｣
あ｢まだ、着かないのー？｣
もー、早く地上に足を降ろしたい。
マ｢もうすぐで、着くよい。｣
あ｢あ、マルコ！｣
てへへと笑ってみせる。
マ｢おま、ふっ。それでいいよい。｣
名前で呼んで貰えて御満悦な一番隊隊長。
あ｢何ていう名前の島に着くのー？｣
マ｢確か、春島だったかねい。｣
あ｢春っ！！｣
マ｢嬉しいのかよい？｣
うん！だって春ってぽかぽかしてあったかいでしょ？と、ウキウキなA。
サ｢やっべ、まじ可愛いぃーわ。｣
と言い、Aを抱きしめた。
あ｢ちょ、ちょっと！サッチ！苦しいし、臭い←｣
サ｢なっ！！臭いとはなんだ！｣と、ガーンと落ち込んでいると
イ｢ｸｸｸｯ、Aこっちに来い｣
と、いつからいたか分からないイゾウさんに手招きをされ、
あ｢はーい。｣
と、駆け寄る
なんですか？と疑問気味に見上げると
ひょいっと、身体が持ち上がり抱っこをされる。
あ｢えっっ……！あ、あの、お、おろ、おろしてっ！｣
今の私はパニック寸前。お顔を真っ赤っか。
イ｢んー？離すわけねーだろ。｣
ニヤッと妖艶を含めた笑いを私だけに見せる。
あ｢あの、私めちゃくちゃ重いですし、だから、その……｣
離してっと言うとさらに、強く抱きしめられた。
え、なんでそーなるんだ。おかしい。
マ｢おい、イゾウ｣
あ、マルコが助けてくれると思った束の間
次は俺だよいとかいいやがった。
あ｢はいー？？｣
いやなんかもう、めんどくさくなったからこのままでいーや。
抱っこされていて気持ちよくなったAが、イゾウを抱きしめ返し眠そうにしていた。
イ｢A、ねみぃーか？｣
あ｢いや、まだ……なんとかっ、生きてます……。｣
と、カクンカクンと首が上下している。
マ｢生きてますってなんだよい｣
サ｢あぁ、ほんとだぜ。｣
ははっと笑っている。
イ｢ここに来て疲れが溜まったのかもしれねぇーな｣
サ・マ｢かもねい／だな｣
と答える。
しょうがねぇ、着いたら起こすかと言うイゾウ。
マ｢あぁ、そーしてくれよい｣
サ｢あ、イゾウ！俺もねみぃーから起こしてくれるか？｣
と、ノリノリのサッチに
イ｢あぁ"？何寝ぼけたこと言ってんだてめーは。｣
と、寝言は寝ていえと吐き捨て
自室へ向かったイゾウであった。
サ｢俺って、可哀想……。｣
マ｢………………｣
黙るマルコ隊長。
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パンとめん(プロフ) - ももさん» そうですよね！少ないですよね！一番イゾウが好きなので書きました！喜んでいただけて幸いです (2019年4月27日 10時) (
レス) id: a7703dbcad (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - イゾウさん、私も好きです！ ただイゾウさんの小説少ないので嬉しいです！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: f727e2bc07 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - サキさん» ありがとうございます！ (2018年11月7日 7時) (レス) id: 588c13f57c (このIDを非表示/違反報告)
サキ - プロフィールではなく、プロローグですよ。 (2018年11月7日 6時) (レス) id: 9d3a714262 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - リリーさん» リリーさん！死なないでください！！分かります！！イゾウさん、かっこいいですよね！！ (2018年7月30日 19時) (レス) id: 588c13f57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンとめん | 作成日時：2018年1月15日 1時
