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「それで、結局どうだったの??」
「『何が??』」
「いやそのカレーってAが作った訳じゃないだろ?」
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野薔薇の問いに揃って首を傾げる私と悠仁に呆れたように言う恵。
いや酷いですね。料理くらい私にだってできますよ楽勝ですよ??
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「あーあれだよな、そのあれ???」
『いや誤魔化すの下手すぎか』
「なんもわかんねえわ」
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スコッチさんの事情を詳しくは知らないながらも汲み取ったのか、誤魔化そうとする悠仁。
目、泳いでるね??その顔で言われても誰も信じないと思うよ??
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『まあざっくり言うと私の家に居候している…「あっ安室さぁん!お久しぶりですぅ!」…いや誰やねん』
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特に野薔薇や恵にバレてもなんら支障はないと思うし(多分)、なんかあっても呪術師なんで大抵の事は受け止められるから大丈夫だと思い話そうとするとドアの方から甲高い声が聞こえる。
遮ってくれた落とし前、どうつけてくれんねん!!(なぜに関西)とドアに顔を向けるとお茶を吹き出しそうになった。
汚い話してごめんなさいね。でもガチでツインテにあのアイドルみたいな格好はないと思う。どこかのコスプレイヤーですか????
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『……なんというか、は、派手だね』
「…そうだな」
「奇抜だよな?」
「もうケバいでいいんじゃない??」
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この方入ってきた瞬間、この店の空気凍ったけど大丈夫そ??
隣の女子高生達も引いてるよ??小学生なんかもう呆れてるよ???
・
「学校終わったのでぇ来ちゃいましたぁ♡」
「ありがとうございます」
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引き攣りながらもポーカーフェイスを外さない金髪店員さん。尊敬します。
多分私だったら一瞬でストレート決めちゃう。だってなんか計り知れないウザさを隠し持ってる気がするもんあの人。
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「……帰るか」
『そうだね笑』
「ハムサンドは??俺食べたいんだけど??」
「虎杖はもう食べてきてるでしょ!!」
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私なんかもうお腹空きまくってるわよ??と呟く野薔薇。まあ確かに腹は減ってる。ただこの空気にいるのが辛い。なんか辛い。
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「あれ、山下さんだよね?」
「完全にまたやってるわね」
「昨日もいなかったか??」
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隣の女子高生生三人の会話を盗み聞き。
昨日もってどんだけ好きだよこの店。
店員さんはご愁傷様です。
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コウ(プロフ) - 続き待ってます! (1月15日 14時) (レス) @page10 id: eadaa937b0 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 続き待ってます!!! (1月13日 23時) (レス) @page10 id: c21dc838d8 (このIDを非表示/違反報告)
ののの - 続きがとても楽しみです。更新が再開される日を待ってます。頑張ってください。 (11月22日 7時) (レス) @page10 id: 952932260e (このIDを非表示/違反報告)
風優 - 続き待ってます!! (11月9日 20時) (レス) @page10 id: 6ee8aa9924 (このIDを非表示/違反報告)
( 。ω。) - 続き待ってます! (8月20日 11時) (レス) @page10 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さめきょうりゅう x他1人 | 作成日時:2022年2月24日 15時