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「ゴチっした!!オカワリ!!」

『はっや、食べる速さ化け物級じゃん』







いや実際特級呪物抱えてるからあながち間違えではない??というか宿儺の分の栄養もあるから実質悠仁に入ってるものは半人前。

絶対ポアロででも沢山食べるパターンじゃん。




…………………………そしてふと気づいた。







『全く連絡してないじゃん!!!!』

「やっべぇ!!!!」

『私は充電無いからしゃあない(100%)』







嘘つけ!なんて言いながら頭に手刀入れる悠仁。いったっと思いながら上を見上げると、わ、わり……と顔を隠してぐいんと後ろを向いた。
いや乙女か







「はいはい、青春はそこまで」

「ス、スコッチさん……ッい"」

「はは、オレ元々は警察官だからね」







はい、と悠仁のおかわりカレーを机に置くと、改めて座り直すスコッチさん。
うっわ、スコッチさんのげんこつ痛そー、なんか悪いことしたんだろうがどんまい。







『悠仁、それ早く食べちゃいなよ。もうすぐ行かなきゃガチで怒られる』

「まあ俺はこのままAと二人でもいいけどな」

『いや私が大丈夫じゃない。あの二人怖い』

「虎杖くん…?」

「分かっすから!!抜けがけ禁止っすね!?げんこつしまって!!」







悠仁が怯えるなんてどんだけ強いんだよあのげんこつ。あの運動神経バカ高い悠仁だぞ。
と言うか私を挟んで言い合いをしないでもろて。悠仁は仮にも食事中だぞ??







「……にしても、この辺治安悪そうだよな」

『そりゃまあ犯罪都市だし』

「スコッチさんとか弱そうだから、外出たら変なやつに絡まれそうだけどな」

「いやオレは外でないから大丈夫だよ」

『というか弱そうって笑』







気持ちは分からんでもない。ただ4年前はまじでなんか凄かった。初めて会った時なんて確か……ライさん(?)に拳銃向けてたからな。
その後自分に銃口向けるし。小六の私は大混乱ですよ。







「ゑ、外出てないんすか!?」

『仕事は親の会社の仕事をリモートでやってるし、食材とかは仕送りとかたくはいとかじゃん??』

「ほんとにお世話になってるよ…笑」







力なく笑うスコッチさんを見て当時を思い出す。

なんかよく分かんないけど外出れないらしいから、仕事提供したら深々と頭下げられたよね。
ロリポップキャンディ噛み砕いちゃったよ。あの頃はませてたな。



File.3−inポアロ→←・



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コウ(プロフ) - 続き待ってます! (1月15日 14時) (レス) @page10 id: eadaa937b0 (このIDを非表示/違反報告)
海音(プロフ) - 続き待ってます!!! (1月13日 23時) (レス) @page10 id: c21dc838d8 (このIDを非表示/違反報告)
ののの - 続きがとても楽しみです。更新が再開される日を待ってます。頑張ってください。 (11月22日 7時) (レス) @page10 id: 952932260e (このIDを非表示/違反報告)
風優 - 続き待ってます!! (11月9日 20時) (レス) @page10 id: 6ee8aa9924 (このIDを非表示/違反報告)
( 。ω。) - 続き待ってます! (8月20日 11時) (レス) @page10 id: 550fd98a77 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さめきょうりゅう x他1人 | 作成日時:2022年2月24日 15時

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