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及川「マッキーの方から誘ってくれるの珍しいね。」




部活後、俺は及川を連れてマックまで来た。

それは、もちろん、




花巻「八神さんと仲良かったってまじ?」




この話を詳しく聞くため。




及川「うん。まぁ、でも最近は本当に喋ってない。」


花巻「お前に不良の友達がいるとは。」


及川「ううん、Aちゃんは中学のとき

すっごい普通の子だったよ。

普通にテニス部で、成績もよくて、

黒髪が綺麗で、メイクなんてしたことない子。」


花巻「…それがなんで。」


及川「多分、主な原因は親の離婚。」


花巻「離婚だけで…?」


及川「んで、義理の父親の影響。」


花巻「…父親。」


及川「うん、相談によくのってたんだけど、

話を聞くところによると、

酒癖が悪くて、暴力はふるう、勝手に部屋に

入ってきては…わかるでしょ?」


花巻「っ…。」




まさか、そんなことが…




及川「それで、家に帰らないように

ずっと外に出るようにして…」


花巻「不良とつるむようになった…」


及川「うん…でもAちゃんずっとどこか辛そうで…

助けて…あげたいんだけど

もう俺の話なんて聞いてくれなくて。」


花巻「なるほど…。」


及川「Aちゃん、ずっと無理してた。」




及川の表情がだんだん暗くなる。




花巻「…どうにかできねぇもんかね。」


及川「どうにか出来たらいいんだけどね。」




その後俺たちは店を出て、別れた。

及川の話が本当なら、

八神さんは本当に…





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星織(プロフ) - テニス部の佐藤さんと排球部の孤爪くん、みたいです (2022年2月8日 21時) (レス) id: 520d2de044 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ@とよっち(プロフ) - 面白いです!!これからも頑張ってください!!花さん好きです! (2018年7月18日 18時) (レス) id: 92c7d7a9a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺新都心 | 作成日時:2018年7月17日 0時

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