彼と私と彼

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｢A、教室まで送ってやれなくてごめんな。
次俺たち、移動教室なんだ。｣





『大丈夫だよ。子供じゃないんだし。』






｢それもそうだな。｣






ミンギュが、頭をくしゃりと撫でた。








｢Aちゃん、明日からも一緒にお昼ご飯食べない？｣






私に誘ってくれた。
初めてだから、少し不思議な気分。







『はい、是非。』







｢やった！
敬語はダメだからね！あと、さん付けとかなし！｣








『あ、うん。
ハヌル、明日も一緒に食べようね。』








｢ほら、ハヌル行くよ？
次移動だし、遅れちゃう。｣






ミンハオがハヌルを手招きした。







｢じゃあ、明日ね！｣

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