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学校に着くと、2人とは教室が違うため、靴箱で別れた。
いつものように授業を受けて、いつの間にかお昼ご飯の時間。
｢Aー。｣
誰かに名前を呼ばれて、廊下を見てみるとミンギュがいた。
ああ、周りの目がどんどん嫌になる。
｢おーい、A。｣
ミンギュには、悪いと思ったけど無視をした。
｢あ、そこの君。A呼んできてもらえる？｣
廊下近くにいた女の子に声をかけているのを見て、今だと思ってもう1つのドアから教室を出ようとした。
｢A、一緒にお昼ご飯食べよう？｣
ミンハオが扉の前に立っていて、呆気なく捕まってしまった。
｢A、逃げようとしてた？｣
ミンギュが切なそうに聞いてくるから、
『ううん。そんなんじゃないよ。』
本当は逃げたかった、だなんて言えなかった。
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作者名：日向羅 | 作成日時：2018年6月12日 20時
