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『あー、うん。』
「さては、家出?」
『家出って言えるのかな。』
「親と喧嘩でもした?」
『.....いや、親じゃないんだけど...』
「なら、お兄さんとかお姉さんとか?」
ミンギュとミンハオはいつもネクタイ直してくれるから、お兄さんみたいなのかな。
そう思って、
『お兄さんと喧嘩。』
「そっか。
でも、喧嘩できるって羨ましいな。」
「お互いの事、大事だから喧嘩って起きるんだろ?
そんなの俺にはないから羨ましいかも。」
『ハムスターくんには、兄弟いないの?』
「居たのかもな...俺にも兄弟。」
ハムスターくんが悲しい顔をしたから、何も言えなかった。
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作者名:日向羅 | 作成日時:2018年6月12日 20時