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ミンギュと施設から近い高校に入って、友達出来るかな。なんて、考えたくもないことを期待してた。
最初は、話してくれる子もいたけど、噂ってすぐに回るもんだなって。
1ヶ月経つ頃には、今まで通りの周りの目。
少しだけ変わったのは女の子からたまに話しかけられる事。
「Aちゃん。」
そうやって、皆言ってくれるんだけど、
「ミンギュ君って...」
私と話したい訳では無く、ミンギュについての事ばかり。
そうなる度、ミンギュが羨ましくてたまらない。
同じ施設に居るのに、同じ歳なのに、同じ境遇にいるのに。
なんでミンギュだけ?って頭の中で嫌な自分が占領する。
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作者名:日向羅 | 作成日時:2018年6月12日 20時