俺は猫を拾った筈なのだが【wrwrd】 (ページ2)

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1話　猫を拾ったページ2

会社からの帰り道。
「みゃ〜…」
　猫の鳴き声が聞こえた気がして、辺りを見回す。
　段ボールが視界に入り、中を覗いてみる。
　中には、猫が2匹入っていた。ここに置きっぱなしにされていては可哀想なので、家に連れて帰る。
「にゃ〜」
　冷蔵庫に入っていたささみを細かくして、皿に乗せて猫2匹にあげる。
「みゃ〜」
　直ぐに猫2匹はささみを食べ切り、物足りないといった表情でこちらを見ている。
「えぇ?もっと食べるの?」
　既に2本のささみを食べ切ったのにまだ食べるのか。何日間も放置されてる感じではなかったのに。
「仕方ないなぁ、はい。」
　ガツガツとささみを食べる2匹の猫。
　そろそろ寝ようと、風呂に入り、ベッドに入る。2匹もベッドに潜り込んでくる。俺は、眠りに落ちた。

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