彼が調子に乗り始めたので冷たくします【鬼滅の刃】

君のため ページ3

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君が変わったのは三月ほど
経った頃だった。






今まで禰豆子ちゃん以外に基本絡みに
行かなかったのに最近では知らない
女の子にも絡みにいくようになった。







私とのことで少し自信が付いたのか
調子に乗って女の子に声を掛け回って
いるらしい。








過去に女性に酷い仕打ちを受けた
らしいから女への執着心が凄いのは
仕方ないのかなって思った。









だから最初のうちは我慢して好きに
させてあげた。正直言うと私に沢山
甘えにきてほしかったけど…








けどいつの間にか私に対する態度も
変わり始めてきて…







「明日いつもの甘味処行かない？」






善逸「あ、ごめん。明日別の女の子と
予定入ってるから」






「そう…」






ここまではまだ全然平気…でも







「善逸…約束してたのに昨日何で
来てくれなかったの？」






善逸「あ、ごめん。他の女の子と
約束しちゃってさ〜行けなかったんだ」







(それなら鎹鴉とかで知らせて
くれれば良かったのに…それに
私の方が先だったでしょ？)








「酷い…私、ずっと待ってたのに」







善逸「ごめんって…まぁいいじゃん
゛いつでも ゛会えるでしょ？ほら、
俺達付き合ってるんだし！」







いつでも会える？付き合ってるから？
バカみたい…鬼殺隊に入っている以上
絶対とかいつでもとかないんだよ？







そんな軽い気持ちなのが許せなかった。
私はそうやって言って死んでいく人を
何人も見てきたから…








だから私も考えたんだ…これ以上君が
調子に乗らないように冷たくしようって









距離を置けばきっと分かってくれる…
また戻ってきてくれるよね？



＿＿そう願って…

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