【鬼滅の刃】夢喰い鬼は人を喰えない

夢鬼20 ページ25

.




何だかんだで監視がついてから
3日程経った。あれから血肉を
飲まさせられたりすることは
なかった…けど








(…胸が痛くなってきたなぁ。)








いつもサラシを巻いているけど
寝る時とか一人の時間は外している
から一日中巻いているときつい。








(猗窩座様に一言伝えてお部屋に
行って緩めよう)







「猗窩座様、ちょっと部屋から
出てもいいですか？」








猗窩座「何しに行く…」








「えぇと…ちょっと私のお部屋で
探し物を…」(目が泳いでる)








猗窩座「……外には行くなよ」








怪訝そうな顔をしていたけど何とか
許可をもらえた。









「んしょ…あ、赤くなってる。
傷じゃないから治らないんだなぁ」








童磨様が用意してくれた全身鏡を
見ながらサラシを巻き直す。








「うん…これでよし」








童磨「あ、終わったのかな？」








「え」






後ろを向くとそこには童磨様がいた。







「きゃぁああああ！！！！」







驚いて童磨様が玉壺様から頂いた
という壺を投げて割ってしまった。








童磨「おっと！危ない危ない」







「童磨様ぁぁあのいつから？！」







童磨「夢想姫がサラシをきつく締めすぎて
苦しんでたところからかな」








「」







童磨様は詫びる様子もなくただ
にこにこ笑っていた。








(見られた見られた見られた…)








童磨「胸のことでも気にしているのかい？
胸なんてなくても君は充分魅力的だし
人の女でいうと喰うところが増えるか
減るかだ。気にする事はないぞ」








(そういう問題じゃない…)








童磨(夢想姫の背中…美味しそう
だったなぁ)







実はひたすら背中だけを見てました。
一緒に住んでいる上でこういうのは
定番ハプニングですよね(

夢鬼21→←夢鬼19

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す