【鬼滅の刃】夢喰い鬼は人を喰えない

夢鬼18 ページ23

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猗窩座side





先刻からジロジロ見てきて
何なんだ…この女は






無惨様の命で仕方なくこの女を
監視している。







よりにもよって奴と一緒にだ…







奴が見ていられない時に俺が
この女を見張ることになった。







そろそろジロジロ見てくるこの女に
苛ついて声を掛けた。








夢主side







「ぇ…ぁ…」






(どうしようどうしよう…ジロジロ
見すぎちゃったかもしれない…)







猗窩座「先刻からジロジロ俺を
見て…何なんだ。」







猗窩座様の顔を見るといかにも
苛ついているって顔をしていて…







鋭い視線に耐えられなくなって
上半身を床に付けて両手で顔を
隠した。(ごめんなさいポーズ←)








(怖い怖い怖い…！やっぱり怖いよぉぉ！)








猗窩座(何してるんだこいつは…)








「ぁぁぁすみませんすみません！！」







とりあえず機嫌を損ねないように
何回も謝っておいた。怖かったので
クッションの後ろに隠れてしまった。








猗窩座「…」







猗窩座様は首を横に振ると
また目を閉じてしまった。








「…」







(どうしよう…仲良くしたいのに
これじゃあ一生無理だよ…でも
話しかけないと何も変わらないよね！)









「ぁ、あの猗窩座様…」








猗窩座「…」








「わ、私とお話してくれませんか？」








すると猗窩座様は凄い嫌そうな顔を
して…は？と言った。怖い…








猗窩座「何故お前と俺が話をしなければ
ならない？そもそも俺とお前が何の話を
するっていうんだ」









「ぅ…わ、私は！猗窩座様と仲良く
なりたいんです！！！」








バフっとクッションを両手で
叩きながら言った。








猗窩座「………」

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