検索窓
今日:13 hit、昨日:15 hit、合計:440,009 hit

夢鬼11 ページ14

.







「どどど童磨様?!」








慌てる私を横目に童磨様は何かを
見せてきた。









それは私が先刻上弦の参様から
受け取った誰かの血だった。








(隠しておいたのに!!!)









童磨「今日も頑張ろうねぇ」









「ぁぁあの童磨様、それはどなたの
血なのでしょうか?」









童磨様の下でカタカタと震えながら
そう訪ねると









童磨「もちろん無惨様の血だよ!
あの方はわざわざ君の為に血を極限
まで薄めて分けてくださったんだぜ」









これなら君も飲めるだろ?と言われて
口元にその瓶を押し付けられた。









「んむっ」









私は口をぎゅっとしめて両手で
童磨様を押し返そうとした。









童磨「仕方ないなぁ…血鬼術__蔓蓮華(つるれんげ)









童磨様がそう言うと氷の蔓が私の
両手に巻きついて動けなくなった。









童磨「大人しく飲まないとどんどん
凍っていっちゃうよ?」









「んむぅ…」









観念して大人しく口を開けると
童磨様はにっこりと笑って私の口の中に
血を入れてきた。









童磨「そうそう、良い子良い子」









半分飲み終わると昨日程ではないけど
あの何とも言えない気持ち悪さが
襲ってきた。









「ケホッむ、無理…気持ち悪い」









童磨「んーまだ半分残ってるけど…
まぁいっか」









そう言って童磨様は血鬼術を
解いてくれた。









童磨「凍傷して少し血が出てるね」









そう言って私の手首の血を舐めた。









「ひっ」









童磨「もう胃に到着してるかな?」









そう言って私の胃袋ら辺をぐっと
押してきた。









「ぅッ?!」









口の中は血の味がした。童磨様が
押したから出てきてしまったのだ。









「ど…まさ、ま……」

夢鬼12→←夢鬼10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (273 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
706人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 童磨 ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月の狼 - あぁぁぁかっこよすぎかよ!~~ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
- ああああもう好きいいいい!夢食べるってばくみたいですね!面白いので小説の更新頑張ってください!応援してます!(あと童磨推しだったから発狂した) (2020年3月9日 14時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 七七四さん» えめちゃくちゃ嬉しいです!お読み下さってありがとうございます!続編出来ましたので宜しければまたお付き合いくださいませ(o´艸`) (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - muitirou?さん» 童磨も好きですが猗窩座も好きなのでこういう絡み入れたかったんです(///ω///)ありがとうございます!続編出来ましたので宜しければ! (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
七七四(プロフ) - 今日このお話を知って、一気に読んでしまいました。とても面白かったです。続編が出るのを心待ちにしてます。(^o^) (2019年12月1日 15時) (レス) id: 14bdff1be1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞神楽 | 作成日時:2019年11月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。