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夢鬼23 ページ28

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彼「寒くない?」







「平気…!」







そう言って腕に抱きつくと彼は
照れながら笑った。







彼「!!」








突然彼は私を後ろに隠した。







彼「誰だ…俺達に何か用か?」







「?」







暗くて顔が見えないけどそれは
人ではなかった。








彼「?……!もしかして鬼?!」








彼がそう言うとそれは襲いかかってきた。








鬼「グギャァァ!!!」







彼「な!!こっちに来るな!!」







彼は木の棒を持って鬼を追い払おうと
した…私は震えてそれを見ていることしか
出来なかった。








後ろでガサッて音がして見てみると
そこにはもう1匹の鬼がいた。








「ひっ…!」







その鬼は私に飛びかかってきた。
咄嗟に目を瞑るけど衝撃はなかった。
でも何かに包まれるような感覚が
あった。







ゆっくりと目を開けると彼が私の
代わりに鬼の攻撃を受けていた。








「!!!ぁ…」








彼「ぐっ…」








彼は私を隠すように抱きしめながら
蹲った。








「やめて…!やめて!!」








突然鬼の頸が吹き飛んだ。








?「知能がない…こいつらは使えんな」








そう言って謎の男の人は近づいてきた。









彼 「ゴホッ…ち、ちか…づくな」








?「…鬼相手に逃げずに戦うとはな」







そう言ってその男の人は彼に己の血を
傷に垂らした。







彼「何す……!ガァッ?!」








彼は何かに苦しむように
のたうち回った。









「何…何をしたの?」







?「もう1人いたか…女か……
まぁ鬼になればそれでいい。
ならなければ死だ」








その言葉を最後に私が人間だった頃の
記憶は途切れた。









目を覚ますと私の髪を撫でながら
泣いている童磨様がいた。

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月の狼 - あぁぁぁかっこよすぎかよ!~~ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
- ああああもう好きいいいい!夢食べるってばくみたいですね!面白いので小説の更新頑張ってください!応援してます!(あと童磨推しだったから発狂した) (2020年3月9日 14時) (レス) id: 277c5322fb (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - 七七四さん» えめちゃくちゃ嬉しいです!お読み下さってありがとうございます!続編出来ましたので宜しければまたお付き合いくださいませ(o´艸`) (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
舞神楽(プロフ) - muitirou?さん» 童磨も好きですが猗窩座も好きなのでこういう絡み入れたかったんです(///ω///)ありがとうございます!続編出来ましたので宜しければ! (2019年12月2日 10時) (レス) id: 23a708d4b8 (このIDを非表示/違反報告)
七七四(プロフ) - 今日このお話を知って、一気に読んでしまいました。とても面白かったです。続編が出るのを心待ちにしてます。(^o^) (2019年12月1日 15時) (レス) id: 14bdff1be1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞神楽 | 作成日時:2019年11月17日 23時

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