【鬼滅の刃】童磨様が最近おかしい… (ページ8)

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病み鬼6 ページ8

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童磨side

童磨「んーやっぱり猗窩座殿には
バレちゃったなぁ」

でもこれは想定内…
夢想姫にバレなければいい。

君は少し馬鹿だから気付くはずないよな
まぁ気付いたとしても君に出来ること
なんて精々俺から逃げることくらいかな？

俺は夢想姫の背を撫でながら考える。

童磨(手放す気なんて更々ない…)

俺は夢想姫を抱き締める腕の力を強めた。

夢主side

童磨様のおかげで少しだけ落ち着いた。

(今まで人を殺めたことがなかったから
分からなかった…こんなに怖いんだ)

「童磨様…あ、りがとう…ございました」

離れようとするけど童磨様が
離してくれない。それどころか
力が強くなった気がする。

「ど、童磨様…苦しいです」

童磨「んん～？ごめんごめん」

童磨様はパッと私を離すといつもの
笑みで私を見ていた。

鬼にとってはこれが普通のこと…
なら私はやっぱり鬼じゃない？

でも人間でもない。不完全な
どちらにもなれない存在…

(私って何なんだろう…)

童磨「夢想姫…鬼として生きていく
上ではこういうことは避けられないこと
なんだよ。」

「分かっては…いるんです」

けど慣れない…あの人を殺してしまった
というとてつもない罪悪感…

押し潰されてしまいそうになるほど
辛かった…けどあの女の人の方が
痛かったし辛かったんだよね…

童磨「君が罪悪感を感じる必要は
ないんだよ。俺たちはそうして生きて
いかなくてはならないんだ。」

「…」

童磨「元々あの娘は俺に喰われて
死ぬはずだったんだ。それが早く
なっただけ」

いつにも増して狂気じみた童磨様の
(鬼の)考えに恐怖を感じながら私は
ただただ頷いた。

でも1つ疑問がある…童磨様は何で

゛誰かに見つかるような所で
人を喰ってたの？゛