【鬼滅の刃】童磨様が最近おかしい…

病み鬼1 ページ3

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夢主side




「あ、鏡にホコリ被ってる…」







手拭いを借りに血鬼術で移動していると
話し声が聞こえた。







「？」







柱の角からゆっくりと覗くとそこには
童磨様と信者の女性がいた。







(何してるんだろ…)







一瞬だけ童磨様と目が合った気がして
びっくりしたけど気付いてないみたいで
信者の女性と楽しそうにお話してた。








「…」もやっ








最近いつも胸の辺りが締め付けられる
っていうかモヤモヤする。








(何だろう…このモヤモヤ…)








急いで血鬼術を使ってその場から離れた。







「私…どうしちゃったんだろう」







結局手拭いは取りに行かずに
部屋に戻った。







結局この感情について分からないまま
朝を迎えてしまった。







いつも通り童磨様のお部屋に行って
猗窩座様を待つ。








童磨「そういえば昨日の夜あそこで
何してたのかな」







(あ…やっぱり気付いてたんだ)








「手拭いを取りに行こうとして
血鬼術で移動してたら話し声が聞こえて…
ぬ、盗み聞きとかしてないですよ！」








すると童磨様は笑みを深めてそっか！
って言った。








童磨「昨日の娘中々美しかっただろう？
昨日入信してきたばかりなんだ」








「そうなんですか…」







童磨「どうもあの娘俺のことを好いてる
みたいだから早いうちに喰ってやろうと
思ってるんだ。」







「食べちゃうんですか…」







童磨「もちろん…俺達鬼にとって人は
食料でしかないだろう？」







もう少し肥えさせてから喰うことに
するよと言ってこの話は終わった。








(やっぱり今日も女の人のお話ばかり
前までは色んな話をしてくれたのに)







悲しくて膝を抱えてそこに顔を埋めた。








童磨はそんな夢想姫を見て嬉しそうに
妖しく笑っていた。

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