教育係と理由 ページ9
自己紹介をした最初の一日は、二人の異能について教えて貰ってた。
治君は、_人間失格_。異能の無効化。
中也君は、_汚れつちまった悲しみに_。重力を操る。
簡潔に云ってしまえば二人の異能はこう云う事だ。僕は取り敢えずの目標として異能を完璧に
問題は治君だ。異能無効化なんて聞いた事が無かった。実際、僕の異能は通用しなかった。だけど暫く続けてたら急に無効化が途切れた。どうやら未だ不安定な状態らしい。
其れで、鷗外君に相談してみた。そしたら……。
「異能を使って騙し合いでもしてみたらどうだい?」
なんて云われたんだよね。其れでこんな方法を考えてみたんだ。
治君は会話の中に嘘の話を織り交ぜる。
僕は異能で治君の心を読む。
治君が其れを無効化出来たら
無効化を保てず、僕に心を読まれたら
演技力も鍛えられるし、序でに筋トレも一緒にさせたら集中力が無くなって隙が生まれる。僕は其処を突けば良い。そうすれば治君は隙を見せない様に自分で試行錯誤を繰り返すだろうね。
異能が不安定な治君には丁度良い。演技力、体力、集中力、筋力、嘘をつく為に頭脳まで使う。
こんなのやらない訳にはいかないでしょ?
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ペンギン屋(プロフ) - ふみさん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2018年4月22日 21時) (レス) id: 4288ea99b0 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - とっても面白いです(^^)b頑張って下さい! (2018年4月22日 8時) (レス) id: 6ed63001fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペンギン屋 | 作成日時:2018年4月17日 23時