君のおかげで、《Kei.I》 (ページ2)

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Day2 ページ2

A「ねえ、起きてる？？ねえ！」

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今日から本格的に通常授業が開始。

隣の奴は、まあ…俺の苦手なタイプ？？

一切関わりたくないな、って感じ。

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授業が開始してからもずっと俺を起こそうとしてる。

コイツ授業中は、いつも寝るふりしてサボってるって気づいてないの？？？

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A「ねえ、おーきーてーーー！！！

そんなに授業嫌なら私と話してていいから！！！」

あー、この雰囲気なら気づいてなさそう。

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ってか、新学期なんだから"よろしくね"の一言くらい無いのかよ…。

と思った矢先のことだった。

A「ね！！高月Aっていうからね！！

よろしくね！！いいおくん！！！！」

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慧「だから、いのおだって！い！の！！お！！！」

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一瞬何が起こったのか分からなかった。

いつも寝てる俺が急に大声を出したから、クラスのみんなが驚いたのか。

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直後の記憶は無いけれど

気づいたらAはゲラゲラ笑ってた。

おまけに先生にまで怒られちゃってたなぁ。

俺、ダッセェ(笑)。

それがAとのはじまり。

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