後ろめたさ ページ41
恵『そう言えばさぁ…黎一郎
Aと別れてからもAとより戻そうとかって画策してたよね〜ハハハッ』
え、黎一郎が…?
みんな酔いもまわってヘラヘラし始めた時、恵子が急なカミングアウトして
黎『ってかさぁ…お前それ今言う?』
え、ホントなの?
黎『…んー、まぁ過去の話な
だってもう、、、ほらッ』
そう言いながら私の薬指を指しながら
黎『もうどっかの誰かのもんになっちゃってるじゃん…ハハハ』
笑いながら言ってくるけど、そんな事聞かされて平静になんていられなくて
「ん、ん、ゴクッ…」
ジョッキに入ったウーロンハイを一気に飲んでしまった…
恵『おおーいい飲みっぷり〜じゃじゃもう一杯
すみませーん、ウーロンハイ2つ』
恵子に乗せられ追加のウーロンハイをまた一気に飲み干し
うッ…なんか頭クラクラ…そして眠い…
黎『おいッ…A、そろそろ起きろ』
「ンンンッ…」
ん?ここ、どこ?
……私、寝ちゃった?
顔を上げると…
「あれ、恵子は?」
いるはずの恵子はそこにはいず
黎『明日も朝一会議があるって先帰ったよ』
ん、てことは黎一郎と二人きり…
それはまずいんでは…
カバンから財布を取り出し
「いくら?」
お支払いしようと黎一郎に声をかけると
黎『ん、いらねーよ』
「いや、そういうわけには…」
黎『恵子も払ってねーから…』
そう言われても、良いのかなぁ
でも恵子も払ってないって言うし…
「ホントに良いの?」
黎『男に恥かかせんなよ』
そうまで言われたら…
「じゃあ今回は…ご馳走になります…」
黎『ん、次ヨロシクなッ』
「うん…」
うんとは言ったものの
次もあるってこと?だよね…
それはまた玉森君に後ろめたさが…ってことだよね…
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作者名:yukiっち | 作成日時:2017年10月22日 1時