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逸らされる視線 ページ31

二人が店ん中に入るの見届けて

暫くボーッと眺めていると、一瞬Aがこっち見たよな…

でもすぐ逸らされる視線に
さっきまでの勢いも失せて


ハンドルに項垂れてると


ドンドン

顔を上げるとそこには俊が立っいて
窓を降ろせってジェスチャーしてて

窓を下ろすと



俊『お前こんな所で何やってんの?どの面下げてAちゃんの前来てんだか

ストーカーかよ』



裕『ストーカーって…てかあれはッ…ホント誤解なんだ…』



俊『フフフッ…だろうな

でも…Aちゃんを納得させられるだけの説明できんのか?それができねーんなら早く帰れッ…』



納得させられる説明ってもホントのこと言うだけ

それでAが納得しなくても、このまま退くこともできないんだけど…

そんなこと考えてると



俊『……今日店閉まんのは19時だから、片付けレジ閉めで20時頃かな…』



え、

顔を上げる俺に



俊『打ち上げって名目で飯でも誘ってみるわ』



裕『俊…』



俊のこと勝手にライバルのように感じてたり、引け目感じたりしてたんだけど、やっぱり繋り感じる…

何も言わなくても、わかってくれてるんだな…



俊『ここ、駐禁来っから
早く帰れッ…』



俊に促されギヤをドライブにし

もう一度店内に目をやると
A凄ー笑顔で楽しそうに接客してて


ねぇA俺を信じて…


そしてその笑顔また俺に向けてよ

もしかして双子?→←裕太side



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作者名:yukiっち | 作成日時:2017年10月22日 1時

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