あんたの赤ちゃんだよ ページ46
ソファーの前に立ち
裕ちゃんを見下ろしながら
「有華は有斗君のお世話もあるんだから、あんまり迷惑かけないでｯ…きゃｯ…」
裕ちゃんが私のお腹に顔を埋めながらモゴモゴ何かを言ってる…
「ちょｯ…裕ちゃん…」
そんなとき玄関のドアが開き
拓『ただいまーｯ…っと、裕太
Aも来てたのかって…』
拓斗が私達を見ながら靴を脱ぎ
こちらへ来たかと思ったら
拓『…やっと言ったんだ…』
「いやｯ…何も……」
裕『……言ったって何を？っ…
ん、何？』
裕ちゃんが言葉を発した時
私のお腹が畝って……
裕『何、何？』
私のお腹から顔を離し
手を当てながらジッと見ていて
「ん、えーと…」
何て言おうか思い悩んでいると
有『赤ちゃん…
Aのお腹の中には赤ちゃんいるの…』
裕『……』
有『あんたの赤ちゃんだよ』
「有華ｯ…」
裕『え』
裕ちゃんが私を見上げながら
裕『俺の……？』
もうこうなったら
言うしかないよね……
裕ちゃんの隣に座り
「言わないでいて ごめんなさい…
もうすぐ10か月になる」
裕『え、え？』
裕ちゃんたら突然の事で頭まわってないよね
拓斗や有華の方見ながら頭捻ってて
有『もう、やっと言えた
裕太来る度何度も言いそうになってたんたけど、Aが言ったらダメって言うもんだから…はぁーすっきりした』
相変わらず呆然としている裕ちゃんに
拓『兎に角飯食おうぜ
もう腹も減ったし早く食べないと有斗のこと風呂入れらんねーし…』
有『そうそう、今日はAが作ってくれたの…
うわー美味しそうな肉じゃが
ポテトサラダなんでなかなか作れないから嬉しい…と、レバニラ？』
「あ、うん…今日検診で貧血出てるって言われたから…」
裕『え、 大丈夫なの？』
心配気に尋ねてくる裕ちゃん
「大丈夫…お薬飲むほどではないから
食べ物で少しでも…って…」
それでも心配そうな顔の裕ちゃんに
拓『ほら、飯ｯ…
Aもちゃんと食えよ』
拓斗に促されテーブルに着く
けと…
相変わらず裕ちゃんは
私の顔とお腹を交互に見ながらいる
「んもぅｯ…そんな見てないで早く食べて帰ろｯ…」
裕『あ、う、うん…』
やっと食べ始まったかと思ったら
裕『ごめん……』
急に謝られた
それってどんなごめんなの？
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yukiっち(プロフ) - ちゃんたまさん» コメントありがとうございます。そうなの…辛いけどその先にはきっと光がーｯ…＼(^-^)／これからもお見守り下さいm(__)m (2017年5月28日 17時) (
レス) id: aea7ca1746 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます。裕太くん、主人公ちゃんそれぞれ辛いですね。早くハッピーになれると良いなー(T-T) (2017年5月28日 13時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - 和奏さん» 和奏さん、ありがとうございますm(__)mそう言って頂け力になります！裕ちゃんの主ちゃんへの想いを素敵に面白く描けたらと思っております。今後とも宜しくお願い致します(^-^) (2017年2月6日 23時) (レス) id: c1e192f1ce (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - タマンゴーさん» タマンゴーさん、そうなのです。今回は裕ちゃんのみの続編となります(^-^)/こちらもご贔屓の程宜しくお願い致します(^-^) (2017年2月6日 23時) (レス) id: c1e192f1ce (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - yukiっちさんの作品すごくハマってます！これからも頑張ってくださいね！楽しみにしてます!! (2017年2月6日 22時) (レス) id: 0c9f715516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yukiっち
| 作成日時：2017年2月6日 17時
