住む世界が… ページ19
まだまだ話していたかったんだけど
裕『ほら
有華とはまた次話できんだろｯ…
早く行かないと店閉まっちゃうよ』
裕ちゃんに急かされ
有華ん家をあとにした…
裕『何で後ろ乗んの？
前乗ったら良いじゃん』
裕ちゃんはそう言うけど
一度撮られた身…
そんな易々と助手席座って
またあんな騒動に遭いたくない…
「私はここで良いの」
裕ちゃんブツブツ言ってるけど
大切にしたいんだもん
裕ちゃんとのこと
裕『取り敢えず家具屋だね
デッカイベッド買って んで
食料ね！』
「うん」
なんか思っていたものとは全く違う
私、こんな幸せで良いんだろうか？
またどこかで
大どんでん返しとかって…
臆病に考えちゃう……
裕『ほら、着いたぞ…』
着いたそこは
私がいつも行くような家具屋さんではなく
見るからに
セレブ御用達みたいなお店で
車を降り
裕ちゃんの後を付いていきながら
「ねぇねぇ、ここ凄く高そう
Aそんなに貯金ないよ」
私が言ってるのに
裕ちゃんたら
『お〜ぉ、これいい』とか言って
聞き入れてくれない
「ねぇ、裕ちゃんんたらｯ…」
ジャケットの裾引っ張ってるのに
裕『お、これ良いじゃんｯ…
広さも、柔らかさも…
Aこれ良くない？』
え、これ0一個多いよ…
「裕ちゃん…これ高い
お金無いってｯ…」
裕『ん、金？ﾌﾌﾌｯ…なんだよ
そんなこと心配してたの？』
そう言うと私の顔覗き込んで
裕『俺が買うに決まってんじゃん
俺が寝るんだから』
ニコって笑いながらそんなこと言うの
「でも、Aも寝るんだから
お金出すよ…」
言ってるのに裕ちゃん
店員さん呼んで
裕『これください…あーと、いつ頃届きますか？』
勝手に商談してて
もう、裕ちゃんたら…
裕『Aー、土日ならいんだろ？
時間は午前と午後どっちが良い？』
「どっちでも大丈夫…」
そう答えると
今度の土曜日の午後一でと決まったらしくて
裕ちゃんお財布からカード出して
払ってるの…
その買い物の仕方もスマートなんだけど
やっぱり私とは住む世界が違うのかな？って痛感させられたりも…
「はーｯ…」
ため息つきながら
裕ちゃんと店員さんのやり取り見てると
『どうされました？
お探しのもの
見つからなかったですか？』
不意に後ろから声がして
「あ、いえ…」
振り返ると
あ…
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yukiっち(プロフ) - ちゃんたまさん» コメントありがとうございます。そうなの…辛いけどその先にはきっと光がーｯ…＼(^-^)／これからもお見守り下さいm(__)m (2017年5月28日 17時) (
レス) id: aea7ca1746 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - 更新ありがとうございます。裕太くん、主人公ちゃんそれぞれ辛いですね。早くハッピーになれると良いなー(T-T) (2017年5月28日 13時) (レス) id: 97dc92da5c (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - 和奏さん» 和奏さん、ありがとうございますm(__)mそう言って頂け力になります！裕ちゃんの主ちゃんへの想いを素敵に面白く描けたらと思っております。今後とも宜しくお願い致します(^-^) (2017年2月6日 23時) (レス) id: c1e192f1ce (このIDを非表示/違反報告)
yukiっち(プロフ) - タマンゴーさん» タマンゴーさん、そうなのです。今回は裕ちゃんのみの続編となります(^-^)/こちらもご贔屓の程宜しくお願い致します(^-^) (2017年2月6日 23時) (レス) id: c1e192f1ce (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - yukiっちさんの作品すごくハマってます！これからも頑張ってくださいね！楽しみにしてます!! (2017年2月6日 22時) (レス) id: 0c9f715516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yukiっち
| 作成日時：2017年2月6日 17時
