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また今日も働いて
クタクタで家に帰る
ご飯も食べずにベッドに向かう
早く伊野尾くんにあいたい
そっと目を閉じた
慧「たかぎ、もしかして何も食べてない？」
雄「あ、伊野尾くん、…だって早く会いたかっ
たから」
こんなこと言ったら気持ち悪いかな？
「早く会いたかったから」なんて
付き合ってる人が言うセリフじゃん
慧「たかぎまじでイケボすぎ！
どこかご飯食べに行く？」
雄「うん、俺オススメの店あるんだ」
慧「じゃあ行こ！」
俺の手をとってはしゃいでる伊野尾くん
今どんな顔してるの？
お店に向かっている時につい聞いてしまった
雄「伊野尾くんってどんな顔してるの？」
慧「ふぇ？…わかんない！
だって俺自分の顔なんて見たことないし」
こっちを見て答えてくれるけど
どんな顔しているのかはぼやけて見えない
慧「じゃあたかぎはどんな顔してるの？」
雄「え？俺？俺は…」
自分の顔ってどう説明すればいいんだろ…
慧「自分の顔説明するのって俺できない
そもそもあんま覚えてないしね」
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作者名：不思議な子猫 | 作成日時：2019年1月6日 20時
