題名の無い物語たかいの (ページ4)

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慧「たかぎ、、？」

雄「ん？どうしたの？」

慧「さっきからぼーっとしてるから、、
考え事？」

雄「まあね、伊野尾くんもう眠いの？」

声の感じでわかる

あぁ、顔が見たい

慧「うん、、おやすみ」

雄也「おやすみ」

目を開けると現実世界の自分の部屋にいる

夢の世界では目を閉じているのに

同時に現実世界では目を開けて…

なんかもうわけわからん！

まぁいっか

隣にはもう誰もいない

夢の中では一緒に寝ていたはずなのに

けどまだ温もりは残っている

どこかで呼ばれている気がする

ベッドから出て伊野尾くんを探した

まだ近くにいるかもしれない

会っていたのは夢だってわかってる

けどまだ温もりや声はハッキリしている

会いたい

雄「伊野尾くん！どこ！」

お風呂場、トイレ、キッチン

どこを探しても君はいない

会いたい…