慧のために

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だいき



むかつく

涼介ってやつと慧は付き合ってた？

むかつく


慧「だ、大貴…痛ぃ、腕…」

大「…」


慧の腕を強く握って俺の部屋に無理やり入れた


そんな捨てられた子犬みたいな目でみないでよ


襲っちゃうよ…？


俺は慧を壁に押し付けて

頭の上で手を抑えた



慧「だぃ、、き、、？」

大「喋るな」

慧「だぃ、っ！？」


俺の名前を何度も呼ぶ慧の口に
俺の唇をあわせた



大「慧はさ、誰の彼女なの？」

慧「それは…」

大「涼介って人なの？」

慧「違う…」

大「じゃあ誰？」

慧「大貴だよ？」


よかった…

そうだよね！

俺が慧の彼氏だよね


慧「けど！…涼介も多分大切な人…
まだちゃんと思い出せないけど…」

大「…」

慧「涼介はっ！」


もう涼介って言うなよ

もう1度慧の唇にキスをした


大「もう2度と涼介って名前を言わないでよ
俺の名前だけ読んでよ」

慧「…うん」

大「いい子だね」

慧「…」


慧の頭を撫でて手をつかんだ


大「家まで送ってくよ」

慧「うん…」

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