10 ページ10
・
ここが家なんだ。
JK「そこに座ってください。」
「あ、はい。」
JK「んー、コーラしかない。すみませんコーラでいいですか？」
「お構いなく…」
アイドルがバリバリ一般人を家に入れちゃった…
JK「えっと…Aさんって何歳でしたっけ？」
「あ、お店で働くのに嘘をついていたのですが…19歳です。」
JK「あーそうなんだ…じゃあ僕の方が年上だからタメにするね。あとAって呼ぶ。」
「わかりました。ジョングクさんは…」
JK「さん付けもやめよう。堅苦しいの嫌いなんだ。」
すごいな…そっちのペースに持っていかれてしまう。
ど…どうすればいいんだろう…
お兄さんなら…オッパがいいのかな…？
「オッパがいいってことですか…？」
JK「あーオッパって呼ばれるのあんまり好きじゃないんだよね笑 んー、グクでいいよ？」
「そうですか…あ！！そんなことより、先程はありがとうございました。」
ペースに巻き込まれて思わず言い忘れるところだった…
JK「全然。僕が勝手にやったことだから。」
「本当に助かりました。1億円なんてあれだけ働いても一生稼げなかったと思います。でも、どうして私なんかを…？あと…どう償えば…？」
JK「なんでだろ、僕にもよくわからないんだよね。でも助けなきゃいけないって感じがした。償うなんて別にいいのに笑 でも一応考えとくね？ちなみにAはどうして1億円も借金してたの？」
「それは…」
可哀想だと思われるだろうか。
こんな素敵な人生を歩んでいる人に私なんかの人生を話すのは恥ずかしくて仕方がないけれど、彼は私の命の恩人といっても過言ではない。
包み隠さず全てを話した。
「…ということであそこで働いていたんです。」
JK 「…A…」
グクは少し目を潤ませて私を見つめる。
まぁ、そういう顔されるよね。やっぱり可哀想に見えるんだろうな。
JK「ごめんびっくりしないで。」
「え？」
グクはそういうと私を優しく抱きしめた。
JK「偉いね、よく頑張ったね。もう1人じゃないから大丈夫。」
「…グスッ…」
自然と涙がこぼれた。
この温もりを、この言葉をどこかでずっと求めていたんだと思う。
グクの優しい香りが私を包んでくれる。
疲れたからなのか、安心したからなのか…私はそのまま意識を手放した。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 588人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BTS#ARMY - ?? ユミンさん» 返信ありがとうございます！がんばってください♪♪ (2019年11月3日 12時) (
レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
?? ユミン(プロフ) - BTS#ARWYさん» 夢主がメンバーということは紅一点という感じでしょうか！！面白そうです！メンバーになる→結婚生活→子供がいる生活→メンバーの子守の予定で書きますね(^O^)リクエストありがとうございます！！ (2019年11月3日 0時) (レス) id: b9ec618bf4 (このIDを非表示/違反報告)
BTS#ARWY - 2人に子供ができて！テテとかジミナとかが子守りして子守り失敗して2人に怒られるっていうのがみたいです！あとは難しいかもしれないけど夢主がメンバーになるのもみたいです！！ (2019年11月2日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
?? ユミン(プロフ) - (名前)れなさん» そんな風に言ってもらえると作っててよかったなと思えます(;o;)こちらこそ読んでくださりとても嬉しいです。亀更新ですがまだこれからも作品作っていきますので読んでくださったら喜びます！ありがとうございます！^ ^ (2019年10月24日 22時) (レス) id: b9ec618bf4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)れな(プロフ) - ほんとにこの作品だいすきです！！ いつも、癒されます！ほんとにこの作品に出会えたことに感謝です、、幸せをありがとうございます！これからもたのしみですう！ (2019年10月24日 20時) (レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユミン | 作成日時：2019年9月13日 1時
