光の貴方と影の私【JK】

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YOU SIDE
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せっかくグクと2人きりで楽しくゲームをしてたのに、なんだか私が熱っぽくて台無し。

本当に真夏の寝苦しい夜みたいに暑くて、今すぐにでも服は脱ぎたいけど、グクがいて恥ずかしくて脱ぐことができない。
そう思ってモジモジしていたらグクが急に私にキスをしてくる。



「ん…んん…っ」

JK「可愛い。」



暑くて暑くて離れてほしいはずなのに、なぜかいつものキスよりも心地が良くてグクを突き飛ばすことができない。



JK「大丈夫だから、恥ずかしくないから。服脱いでいいんだよ。」

「う…ん…。なんか私おかしい…」

JK「大丈夫大丈夫。安心してて。」



そう言って私の服を脱がせてくれるグク。
シャツは脱がないつもりだったんだけど…
なんか…もうなんでもいいか…。



JK「まだ暑い…？」

「暑い…っ、これもとって…？」

JK「ん。」



自分でもおかしいと思う。なんでこんなこと言ってるの？自分の体、コンプレックスだらけで大好きなグクに見られたくないのに。



JK「A、綺麗。」

「ちょっ…んぁ…」



ブラを外すとキスをしながら私の胸を触るグク。
はじめての感覚で怖い。
自分がどんどんグクに落ちていく感覚。



JK「気持ちい？」

「…うん…っ」

JK「A、ごめんね。実はさっきのスープに、媚 .薬入れてたの。暑いのも、おかしいって思うのもそれのせい。」

「…え…？」

JK「苦しいでしょ？本当ごめん。一回断られてから自分から言えなくて…その…したかったから…。」



自分がこんなになっている理由がやっとわかった。
私の対応でグクを苦しませてたんだと知って胸が痛くなる。

だって、好きな人に、こんなにかっこいいグクに…私なんかの体を見せるのは恥ずかしかった。
芸能界にいるグクはスタイルのいい人達をたくさん見てきていると思ったから、なおさら劣って見えちゃうんじゃないかって。
でも本当はいつかはしたいと思ってたからがっかりさせないようにたくさん勉強もした。

こんなに好きって愛情表現たくさんしてくれるのに、何を心配していたんだろう。

グク、私貴方が思っている以上に貴方が大好き。
もう何も怖くないよ。



「グク…私と…しよ？」

JK「こんなずるい方法したのにいいの？」

「したい。グクのこと大好きだから…っ」

JK「今まで我慢した分、覚悟してよ笑」

「はい…っ」









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