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JM「ごめん…引いた…？」
心配そうに聞いてくるジミンさん。
ジミンさんが言う、制服姿も可愛いけどさ、と言うセリフはジミンさんが私のことを知っていたというカミングアウトにすぎなかった。
私がジミンさんに一目惚れをしていた頃、ジミンさんも私を見ていた。ということ。
「そんなわけないです…！すごく嬉しいです。」
JM「ごめん…ちょーはずかしい。笑」
このハプニング(？)のおかげで私たちは思ったよりもはやく打ち解けることが出来た。
2人とも飲み物を飲み終わって、ランチの予約の時間が近づいて来たので、カフェを出てお店に向かう。
JM「ねぇ、Aちゃん！ジミンさん、じゃなくてさ、ジミニオッパって呼んで？」
「ジミニオッパ、ですか…？」
JM「そ！ちょっと仲良くなれた証として。笑」
「わかりました！ジミニオッパ！^ ^」
ジミンさんとのお話はすごく楽しくて歩いていたらすぐにお店に着いた。
お店に入るとすごくオシャレで、センスの良さを感じる。
料理を待つ間、私はずっと聞きたかったことをジミニオッパに聞くことにした。
「ジミニオッパ。もし、自分が好きになった女性が長く生きられないという事が事前にわかったとして…それでもお付き合いしますか？」
JM「長く生きられないとわかっている相手かぁ…」
そうだなぁと真剣に考えるジミンさん。
JM「僕は付き合うかな。好きな人に幸せにしたいって思うから…長く生きられないんだったら短い人生だったとしても、もう悔いはない！っていう思いで天国に行ってもらいたい。」
ああ、なんて素敵な人なんだろうと純粋に思った。彼になら打ち明けていい。そう思った。
「ジミニオッパは、かっこいいですね…。見た目だけじゃなくて、中身も。」
JM「え〜 なんでよ笑」
「私のことなんです。長く生きられないって言うのは。」
JM「…え…」
「と言ってもあと1年で死ぬ、とかそう言うんじゃなくて、生まれつき病気があって。その病気の症状が繰り返されることで、徐々に体の機能が低下してしまって…。その機能がダメになってしまったら私は死ぬんです。40〜50歳くらいに。」
JM「そうなんだ…。Aちゃんは頑張っているんだね。打ち明けてくれてありがとう。じゃあ尚更残りの人生楽しまなきゃ！」
微笑みながらえらいえらい、と頭をポンポンしてくれるジミニオッパの優しさに涙が出そうになった。
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作者名：ユミン | 作成日時：2019年6月11日 22時
