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家に到着して、私はすぐに自分の部屋にはいって明日の服を選ぶ。
ジミンさんって、どんな服が好みなのかな。
「オッパァ〜」
すぐにテヒョンイオッパの部屋に行きヘルプを求める。
TH「なに、どうしたの？入りな？」
「ジミンさんって、どんな女の子が好きなの？」
TH「ん〜〜あいつ女の子の話全然しないからなぁそういえばどうなんだろうな。」
「オッパにもわからないなぁ…」
TH「でも、いつものAみたいな服、好きだと思うけどね？」
「んんんん〜お願い！オッパセンスあるから男目線で選んでっ！」
両手を合わせお願いすればしょうがないなぁと言いながらも真剣に選んでくれる。
実際オッパは本当にセンスが良くて、コツコツ貯めたバイト代は服やアクセサリーに費やすほどだ。男の好みもちゃんとわかっているだろうし、女の子のファッションにも詳しいのだと思う。
TH「ん〜いいね！これ、ちょっと今着てみてよ」
オッパが選んでくれたのは、オーバーシルエットの袖は長めだけど、丈が短めの白いトップスと、太ももの中間くらいの長さの黒いタイトスカート。
女の子らしさもありつつ、おへそは見えそうだわ脚は出すわで大人っぽい雰囲気もある。
たしかにオシャレで可愛い。可愛いんだけれど…
「露出…多くない…？」
TH「俺は知ってるんだよなぁ、ジミナはああ見えてむっつりだから、こんくらいがちょうどいい。イチコロだな^ ^ ほら、いいから着てみて！」
服を私に押し付けて着替えたら呼んでーと部屋の前に出て行くオッパ。
いやぁ、モデルさんが着たらたしかに可愛いし、オッパと歩いていたら釣り合いそうな気はするけど…ハードル高いなぁ…
「いいよ〜」
TH「え！完璧！さすが俺の妹よ。あとは髪をゆる〜く巻いて明日は行きな？」
「ほっ、ほんと？」
TH「うん！めちゃめちゃのほんと中のほんと！！」
オッパの4次元の表現が出るくらいだから信じていいかな…？
なんかオッパのおかげでお出かけが楽しみになってきたよ。
今日は念入りにスキンケアしたり、可愛い色のマニキュアを塗ってみたり。
恋をした女の子は好きな人に少しでもよくみてもらおうとこんなにも努力して、可愛くなろうと思うんだ。
今日初めて恋って素敵なものなのだと知った。
私でも、恋をすることは許されているみたいだ。
はやく明日にならないかな。
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作者名：ユミン | 作成日時：2019年6月11日 22時
