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JM SIDE
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たまに電車で見かける女の子。
いつもバンタン駅で降りるし、制服を着てるからおそらくバンタン高校の生徒なんだろう。
僕は一目惚れしていた。
恋愛に奥手な僕は一目惚れをしているからと言って声をかけられるような男じゃない。ただその子を見て今日もかわいいなぁと幸せに浸るだけ。
どんな性格の女の子なんだろう。
彼氏はいるのかな。
でもなんだかこれ以上考えていると自分が変態みたいな感じがしちゃって、ダメダメと自分に言い聞かせる。
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ある日電車に乗って、音楽を聴こうとイヤホンをかけようとしたときだった。
TH「お？ジミナ！！」
後ろからテヒョンアの声がして振り返れば僕の一目惚れの相手が隣にいる。
嘘…テヒョンアの彼女なの？
ああ、でもテヒョンアはかっこいいからなぁ。
いや、妹の可能性も…妹であって…！
JM「えっと…テヒョンアの彼女、さん？」
お願いお願い…！
って、違ったところで付き合えるわけでもないのに何考えてるんだ。
TH「ううん〜妹！」
ああ、安心した。いや、ワンチャン！
テヒョンアの妹ならこれから接点あるんじゃない…？
軽く自己紹介をし、テヒョンアの妹もしてくれた。
Aちゃん。見た目にぴったりの素敵な名前だった。
TH「なんかね？Aがジミナに一目惚れしたみたいでさ？」
え…？そんなことがある…？
僕が一目惚れをした人は僕に一目惚れをしていた。
そんな奇跡とも言える出来事になぜか調子に乗ってしまった。
JM「今度、お出かけでもしませんか？」
「えっ…？」
JM「あ、嫌だったらいいんだけど…」
うわあ〜〜恥ずかしい…1人で先走っちゃった。普通に引くよね、
「嫌じゃないです！行きたい、です…。」
ありがたいことに、Aちゃんも行きたいと言ってくれて。ちょっと調子に乗ってよかった、かも？
気がつけば2人は降りる駅だったらしく、カトクを交換して別れる。
せっかくの機会。無駄にはできない。
ここまできたら、パクジミン頑張ります！
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作者名：ユミン | 作成日時：2019年6月11日 22時
