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TH「A〜〜、準備できた？？」
「ごめん！今行く〜」
次の日、起きるとすでにお父さんとお母さんの姿はなくて。
2人で準備をし、家を出る。
今日は2人で電車に乗って病院に向かうことにした。
電車に乗ると思い出す、一目惚れしたあの人。
TH「誰か探してるの？」
無意識にキョロキョロしていたようでオッパに聞かれる。
「あ、実はね？学校に行くときにたまーに電車で会うかっこいい人に一目惚れしちゃって…今日もいるかなって探しちゃった笑」
TH「えー！！そうなの？ちょっと、Aが男のことかっこいいなんていうの初めてじゃない？気になるんだけど？」
いるかなぁと言ってまだキョロキョロすると、少し遠くにその人の姿。
「え！いた！オッパ！あの人だよ！！」
TH「え？どれどれ？？お？ジミナ！！」
オッパの声にビクッと反応する私の一目惚れの相手。
え、オッパの知り合い…？？
しばらくフリーズしていると、近づいてくる。
JM「えっと…テヒョンアの彼女、さん？」
TH「ううん〜妹！」
JM「あぁ！妹いるって言ってたね笑 どうも、テヒョンアの友達のパクジミンです。」
「あっえっと…、あの…テヒョンの妹のA、です…。」
思わず声が小さくなってしまう。
嘘でしょう…こんな展開があるなんて…
こんな風に彼の名前を知ることになるなんて思わなかった。
パクジミンさん。素敵な名前。
JM「Aちゃんか。いい名前だね。」
恥ずかしくて下を向いてしまう。嬉しくて仕方がないのに、ありがとうございますの一言も言うことができない自分がもどかしい。
TH「なんかね？Aがジミナに一目惚れしたみたいでさ？」
「ちょっとオッパ！」
どうして言うの…？
ああ、穴があったら入りたい…
JM「え〜嬉しいなぁこんな可愛い子に笑 ありがとう。」
顔を上げれば優しく笑う、糸目のジミンさん。
「すみませんっ…」
JM「なんでそんな…笑、今度お出かけでもしませんか？」
「えっ…？」
JM「あ、嫌だったらいいんだけど…」
「嫌じゃないです！行きたい、です…。」
オッパは、もしかして俺恋のキューピッドじゃない？なんて言って矢を放つポーズをする。
本当にそうかもしれないね。ありがとうオッパ。
とりあえずカトクだけ交換をし、病院に行くためにジミンさんと別れた。
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作者名：ユミン | 作成日時：2019年6月11日 22時
