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TH SIDE
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「…なんで？オッパ、前に言ったよね？自分の気持ちに正直にって。嘘だったの？」
Aは俺をにらんで言った。
確かに言った。だってこんなことになるなんて思わないだろ…？
TH「それとこれとは話が違う！」
「オッパの嘘つき！」
TH「…」
Aが俺にこうやって怒ったことが過去にあっただろうか。
俺は同時に2人の大切な人を失えって事なのか？
Aはそれが幸せかもしれないけど、俺はどうなるの？お父さんとお母さんはどうなるの？
YG「テヒョンア。気持ちはわかる。一回落ち着け。」
ユンギヒョンが部屋から出てきて俺に言う。
TH「なんでですか！？落ち着くのはAの方だろっ…」
取り乱しているのはもちろんAだけじゃなくて俺もだ。
でもAを見ていて、俺にはもう止められる気がしなかった。
だからといってじゃあいいよ。なんて言えるわけが無いじゃん。
YG「テヒョンアの妹。Aだっけか？お前ももう一度よく考えろ。まず俺らで解決できる事なのか？テヒョンア、両親をここへ呼んだ方がいい。」
TH「今すぐ呼びます。」
YG「両親にも自分の気持ち言えるのか？」
「言えます。」
ユンギヒョンに言われた通りすぐに親に電話をし、事情を話したらすぐに来るとのことだった。
正直、親が出てくればAも言えなくなるんじゃないかなんて思ってたけど、Aの意思はすごくかたいみたい。
こうしている間も、ずっとジミナは悲しそうに僕らを見ている。
…そうだよな。俺こそ自分の事しか考えてないのかもしれない。ジミナが1番辛いのに、俺って何やってんだろ。
OM「Aっ…！」
AB「どう言うことなんだテヒョン。詳しく教えてくれ。」
しばらくして両親が病院に到着した。
お願い。お父さん、お母さん。
2人にならAを止めることが出来るよね。
Aは、まだ死なないよね。
いつもみたいに4人で仲良く暮らせるよね。
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作者名：ユミン | 作成日時：2019年6月11日 22時
