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YOU SIDE
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「ジミニオッパ…何してるんですか…？」
ジミニオッパは気まづそうに下を向く。
JM「ごめん、Aちゃん…」
「意味がわからない…テヒョンイオッパもどういうこと？」
TH「A。俺が説明する。」
テヒョンイオッパはガラスの部屋から出てきていつもとは違う表情で話し始める。
ジミニオッパは、何かに感染してしまったこと。
正常の人は何ともないのに、相性の悪い病気があり、触れてしまうと相手も感染して2人とも死に至るということ。
それを理由にジミニオッパが隔離されているという事。
テヒョンイオッパは１つ１つ丁寧に教えてくれたから私も理解することができた。
「ジミニオッパ…私と会わない間に…私とデートをしておいて、他の人を好きになったりするからですよっ…」
本音だった。正直そこまで深刻だなんてまだわからなかったんだ。だからこんなにひどいことを…。
JM「Aちゃん、それは違う。僕の好きな人はAちゃん…だった…。本当に、好きだった…。」
「…っ」
JM「Aちゃんに告白しようと思ってた、本当にその時だった。僕は感染症でこの部屋に隔離されることになったんだ。死ぬまで1年間、この部屋から出ることができない。そんな彼氏嫌でしょ？」
「死ぬまで…1年…？」
そんなことないって、毎日でも会いに来るって、そう言おうとした時だった。
JM「Aちゃんは優しいからそれでも僕が好きだって言ってくれると思った。」
「言いました…絶対そう言っていたと思います。」
JM「Aちゃんが悪い女なら良かったんだよ？こんなに優しいから僕だって甘えたくなっちゃうんだ。でもダメだって分かってるんだ。」
「え…？」
JM「こんな僕と付き合っているよりもまた誰かに恋をした方が幸せだってこと。だから付き合う前に、僕を忘れて欲しかったんだ。」
ガラス越しで話す私たちをテヒョンイオッパとジミニオッパ側にいる男性が苦しそうに見ていた。
「無理です。私はジミニオッパを忘れることなんてできません。ジミニオッパが生きていられる1年思い出にしましょう。」
JM「Aちゃん…」
「もう隠し事もなくて、私も知ってしまったから…私はそれでもジミニオッパが好きです。」
JM「でも…」
YG「ジミナ、いいんじゃねぇの？たまにはわがままになればいいのに。」
ジミニオッパの部屋にいる男性がそう呟いた。
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作者名：ユミン | 作成日時：2019年6月11日 22時
