キムテヒョンのお気に入り 2 (ページ9)

今日:3 hit、昨日:12 hit、合計:40,161 hit

58 ページ9

・
TH SIDE
・

抑えることができなくて激しくAを抱いた。

隣でぐっすり眠るAの頭を優しく撫でる。
たくさん泣かせちゃったね。泣き疲れたよね。

でも眠るAの顔はどこか幸せそうに見える。

TH「大好きだよ。ずっとごめんね。」

そう呟くとAがゆっくりと目を開ける。

TH「起こしちゃった？」

「…テヒョンア、ずっとそばにいてね。」

ナチュラルにオッパと敬語を外してくれて、あまりにも優しい顔で笑うから、心臓がうるさい。

TH「絶対離れないよ。Aも、ずっと俺のそばにいてね？」

「んふふ、約束」

そう言って再び目を閉じたAをまた抱きしめる。
いつだってこんな風にAを抱きしめて寝たい。

朝起きて目の前に大切な人がいるって、どれだけ幸せなことなんだろう。

不器用でごめんね。鈍感で、子供で、自分勝手でごめんね。
俺、自分の中で決めたことがあるんだ。
もう悲しいことでAを泣かせたくない。

次にAが泣くときは嬉し涙であるといい。

世界一幸せだ、俺は。
世界一幸せな俺が言うんだ。
Aも世界一幸せでいて、俺の愛しい人。

・
END
・

ここからは番外編を少し書いていきたいと思っています！！そんなにだらだらと書くつもりはないです。

それと、この「キムテヒョンのお気に入り」シリーズの「1」の星が赤くなりました！！(TT)
占ツクでお話を書くようになってから初めての経験だったのでとてもびっくりしました。何が基準で星の色が変わったのかなどはよく分かっていないのですが、いつも読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます！！

それでは番外編のスタートです。

・