キムテヒョンのお気に入り 2 (ページ3)

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HS SIDE
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TH「Aが、俺を好きになってくれた…から…」

HS「まぁ、俺の推測だけどね！でもそれしかないでしょ？お前と体を重ねるだけの関係だとしても、その瞬間だけだとしても一つになれるならって、そっちを選んだのかもね」

TH「お、俺行かなきゃ…っ」

HS「そうだね笑」

Aはきっと自分の言葉で伝えたかったはずなのに、俺がここまでしたのはもしかしたら良くなかったかもしれない。

でもテヒョンアが鈍感すぎただけで、きっと男として自分から告白したいはずだし、Aにとってもテヒョンアから告白された方が嬉しいんじゃないかなって。

俺のお節介な性格が出ちゃったけど許してね。

TH「ヒョン…ありがとうございます」

HS「テヒョンア、頑張れよ～！！応援してるから」

一緒に部屋から出てマンションのロビーに降りてくると少し前を歩いていたテヒョンアがくるりと俺の方を向いて立ち止まる。

HS「…ん？」

TH「………です…」

HS「なに？wwwww」

TH「ヒョン大好きです！！！」

顔を真っ赤にしてそういうと、ものすごい速さでどこかに行ってしまったテヒョンア。

可愛いやつ。

HS「俺もだよ～」

テヒョンアのことだから消えたフリをしてきっとどこかに隠れて俺の反応を見てる。

俺の役目は終わりだけど、応援してるからね。

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