あはははは、嘘でしょ……？ ページ4
……今の状況。
何故か牛島さんが私の目の前でボッコボコになってる。
ええええええ……
しかもなんか呼び方が変わっちゃったよ何故。
えーーっと……あー殴ってから、あと……
そうだ、殴り続けたんだったぁぁああ……！！
ちょ、回復回復。
メガホンって回復も出来るんだったっけ……
チート過ぎる怖い……
ぼんやりとした光っぽい何かが牛島さんを包む。
きれー……
カンカンカンカンカンカンカンッ！！
「「煩い……」」
「あ、起きたんですね牛島さん。痛みは？」
「無いな、寧ろ調子がいい。」
「それは良かった」
これで悪いとか言われたら土下座もんだからね……
「では、勝者を発表します！！」
あ。忘れてた。
「優勝は…………！？」
溜めるな長い。
「我らが広奏音Aさまでーーす！！」
だからなんで様付け！？
「では、広奏音A様に一言いただきましょう！！」
え。
えーー！？
考えてない考えてない。
「わっと、えーーっと、優勝出来たことを誇りに感じます。応援してくださいました皆様ありがとうございました。」
でいいの！？ いいの！？
「では、上位１５０名は、学年が変わるときには国立黒ヶ丘学園に入学をすることが許されます！」
は？
聞いてないんですけどおおお！？
「では皆様、上位１５０名に盛大な拍手を！！」
鳴り響く拍手。
私の心の叫びは呆気なく消えていったのだった…………
続く
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作者名：眠りネズミ | 作成日時：2016年7月2日 19時
