【文スト】少女が転生して武装探偵社の一員になる

異能力☻8 ページ10

樋口「しかし……姿は見えずとも弾は中る筈！」

ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ

谷崎「大外れ」

谷崎「死んで終え……！」

樋口「くっ……あ」


？「ゴホッ……ゴホ」



A「谷崎さん！！」


？「死を惧れよ 殺しを惧れよ 死を望む者等しく死に、望まるるが故に……ゴホッ」

芥川「お初にお目にかかる。僕(やつがれ)は芥川。そこな小娘と同じく卑しきポートマフィアの狗」

イケメンでも、駄目だよ？

樋口「芥川先輩 ご自愛を此処は私ひとりでも」

ピシッ


A「芥川さん！女性にビンタしちゃ駄目です！！」

芥川「……お前、あの時の…夜月Aか」

A「なんで、私の名前知ってんの？」

芥川「人虎は生け捕りとの命の筈。片端から撃ち殺してどうする。役立たずめ」

樋口「…済みません」

A「無視された( ；∀；)」

中島「人虎……？生け捕り……？あんた達一体」

敦君、国木田さんが言ってたポート・マフィア…だよ

芥川「元より、やつがれらの目的は貴様一人なのだ人虎。そこに転がるお仲間はいわば貴様の巻き添え」

中島「僕のせいで…皆が……？」

芥川「然り それが貴様の業だ人虎。”貴様は生きているだけで周囲の人間を損なうのだ”」

中島「……！」

芥川「自分でも薄々気がついているのだろう？」

……貧血DA 倒れて良い？

芥川「異能力【羅生門】」


芥川「やつがれの【羅生門】は悪食。凡ゆるモノを喰らう。抵抗するなら次は脚だ」

中島「な 何故？どうして僕が……」

クラクラする〜

谷崎「敦 くん…二人を連れて…逃げ ろ……」

中島「(谷崎さん まだ息がある……)」

ー国木田「貴様達も今日から探偵社が一隅。車の看板を汚す真似はするな」

中島「うわぁぁぁぁあああ」

敦君！？

芥川「玉砕か 詰らぬ」

ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

中島「そ んな…何故…」

芥川「今の動きは中々良かった。しかし所詮は愚者の蛮勇 云っただろう。やつがれの黒獣は悪食。凡ゆるモノを喰らう。仮令それが”空間そのもの”であっても。
”銃弾が飛来し着弾するまでの空間を一部食い削った” 槍も炎も空間が途切れればやつがれまで届かぬ道理」

中島「(そんなの……攻撃の仕様が無いじゃないか！)」

芥川「そして僕 約束は守る」


中島「ぎゃぁぁあぁぁああああ！！！！」


A「敦君！！！！」

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