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Aside
?「エミリー達ばっかずるいや!僕も仲良くなりたいのに!」
?「そうよそうよ、独り占めはずるいわ」
オレンジのつなぎを着た女の子、何やら上品な香りのする女の人が口々に言う。
すると、それに乗っかるかのように次々と女の人達が 私も仲良くなりたいー、だなんて言葉を漏らす。
……………ふふ、なんだか嬉しいな…。
医「独り占めだなんて…そんなつもりはなかったわよ」
庭「そうなの!」
医「ちゃんと一人一人Aに自己紹介をしましょう?」
ワーワーキャーキャーと微笑ましく騒ぐ女性陣にエミリーが提案をし、一つにまとまった。
すると女性陣の方々は席をたち私の周りを囲うようにして集まってきた。
早速、オレンジのつなぎを着た女の子が口を開いた。
?「じゃあ僕からね!お名前はA、だよね?僕は機械技師のトレイシー!
トレイシー・レズニックっていうんだ!」
『機械技師…!お凄い…レズニックさんですね、よろしくお願いします!』
機「あーあー!ダメダメ、ちゃんと名前で呼んでくれなきゃ!それとさんも敬語もナシ!」
庭「A、ここにいるみんなは名前で呼ぶの!
敬語なんていらないの!」
『えっ……うぅん…皆さんの気に障らないのなら…お言葉に甘えて…
うん、よろしくねトレイシー!』
にこり、とトレイシーに笑顔を向ける。
するとトレイシーも太陽のような笑顔を向けてくれる。
あぁ…トレイシーの笑顔って元気が出るなぁ。
?「次は私ね、私は調香師のウィラ・ナイエルよ。よろしくね?」
『ナイエ…ンンッ……ウィラさん!よろしく〜、
ウィラってすごくいい匂いがする…私の好きな匂い…!』
調「あら、ありがとう。Aにぴったりな香水、後でプレゼントするわね?」
『いいの…!?』
調「ふふ、私があげたくてあげるんだから」
『わぁ〜…ありがとうウィラ〜…!』
嬉しさのあまり、感極まってウィラに抱き着く
あぁやっぱ好きだなぁ、この匂い。
__________
それからどんどんと自己紹介は進んで、女性陣と距離が縮んだのでは、と嬉しくなっていた。
女性陣の一個奥に居る男性陣の方の名前とかも気になるなぁ、なんて思っていた矢先、
?「はいじゃあ次は僕達の番じゃないー?」
と、なんとも明るい声が聞こえて声の主を見ると芸士のような…ピエロのような服を着た男の人がいた。
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作者名:ちぇりかぺり。 | 作成日時:2019年8月27日 3時