瀬見さんの秘密 (ページ11)

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痛み二つページ11

｢また、紗奈ちゃんに任せたのか｣

｢また、清水達に迷惑かけてるのか｣

｢また、被害者ヅラしてるのか｣

朝練に来た私達

私と潔子先輩は更衣室へ
私達以外は部室に着替えに

私達の方が早く着いたようで、体育館内に居たのは私達と怯えた様子の紗奈ちゃん、そして怒ってるように見える大地先輩、孝支先輩、旭先輩

｢澤村、何回言えば分かるの？私は好きでAちゃんと居るの。そもそも、2年も一緒に居た子を信じない澤村達の方が理解出来ないんだけど …。あんなにAちゃんにメロメロだった癖に、卑怯だよね。都合が悪くなれば全部Aちゃんの所為にして弱い者いじめ楽しい？｣

私が何か言われる度に怒ってくれる潔子先輩

紗奈ちゃんとスポドリを作りに行ったあの日から潔子先輩は直直文句を言われてた
直接的な攻撃は無かったらしいけど …

｢ … 潔子先輩大丈夫です。すみません、今日寝坊しちゃって。それは紗奈ちゃんにも連絡入れて置いたので任せてしまった事は謝りますけど、潔子先輩や龍くんたちの事悪くいうのはやめてください。｣

まだ準備されていないスポドリを潔子先輩と作りに行く
私が作ったものは汚いと言われて飲んでくれないから。

｢ … 本当はAちゃんが作ってるのに、｣

｢いいんです、潔子先輩に頼ってばかりも悪いですし … それに、守ってくれるだけ嬉しいです｣

なんて言うけど、本当は _______ 。