ソノ3 ページ6
シグマside
シルク「おう!!」
シルクがキラッキラの笑顔を向けてくる。
対してダホはものすっっっごく嫌な顔をしてる。
シルク「福岡と佐賀の県境に有名な心霊スポットがあるんだとよ!」
(今いるのは福岡県)
モトキ「ふ〜ん」
モトキがスマホをシルクから受け取り画面を見る。私とぺけとダホも両サイドから見させてもらう。
そこには「九州の最恐心霊スポット」という見出しと、さっき私が言った文章と共にいくつかの心霊スポットが書かれていた。
その中にある、たぶんシルクが言ってるのはこれだろうなっていうやつをタップする。
モトキ「え〜っと。"戦国時代に多くの武士が命を落とした場所であり…"」
『"ほかにも、毎年自 殺が多発する場所でもある…"』
ぺけ「"故に、夜になると落ち武者の霊や女性の霊が見えたりして…"」
ンダホ「"地元民でもあまり近づかない場所である"…って、めっちゃ怖いじゃん!!」
ダホが「無理無理無理」と首をめっちゃ振る。
マサイ「それだけじゃねーみたいだぞ」
編集をストップして、自分のスマホで(たぶん)同じサイトを見るマサイが声を掛ける。
『?』と思っていると、画面をスクロールしていたモトキが「お?」と言ってある文章を見つけた。
モトキ「"なお、数か月前に近辺で殺 人事件が起きており、いまだに事件は解決されていない"…だってさ」
シルク「え?そんなことまで書いてあった?」
『あんた…。しっかり読んでから提案しなさいよ…』
モトキ「で、なに?まさか、これからみんなでここに行こうって言ってんの?」
シルク「イエースwww」(*•̀ω•́)♭
ダホがピシッと固まる。
いやいやシルクさん?何が「イエース」よ。もう夜中の0時回ろうとしてんでしょうが。
いや、いつもの心霊動画の撮影もこんな時間が多いけど。
ンダホ「え!?ヤダヤダヤダ!!心の準備できてない!」((;゚Д゚))
シルク「えー!?」( ー̀ н ー́ )
「えー」って、シルクさんや…。なんでそうまで行きたがるのよ。
でも、正直言うと私も今あまり行きたくない。というか、行かないほうがいいと思ってる。
というのも、写真で見た限りではこの心霊スポットは山の中にあるように見える。
となると街灯もないわけで、いつもより真っ暗な状態。
そんな中をアスレチックで疲れ、お酒で若干酔いが回っていて、夕飯でお腹いっぱいの三拍子が揃った状態で行くのはいささか危険すぎる。
24人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいか - 続きが気になるな〜 (2020年1月15日 9時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - 福田チャン。さん» ありがとうございます! (2020年1月7日 13時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
福田チャン。(プロフ) - めっちゃドストライクですよ。更新頑張ってください! (2020年1月7日 2時) (レス) id: 44340b87ea (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月25日 23時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
yui - 澄葉夜さん» この作品、好きです!更新、頑張ってください!!! (2019年12月25日 12時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:澄葉夜 | 作成日時:2019年9月22日 19時