しばしのお別れ3 ページ33
Aside
雪春「とびお。」
スッと恋藍さんの隣までやって来た雪春ちゃん。
雪春「とびお。去年、あんたとあきら達に何があったなんて知らないわけじゃないけど。
少なからずとも、今のあんたは”コート上の王様”なんかじゃないよ。」
「だから」って言って、雪春ちゃんが拳を前に突き出す。
雪春「インターハイ、青城と勝負する時は覚悟しなさい。
それまで、「負けた」なんて言ったら許さないから。」
影山「!…おう。上等だ、ボケェ!」
そして、同じく拳を作りグータッチをする二人。
木葉「ああいうのもいいもんですね。」
加古「青春ね。」
冬島「よし。それじゃあ、そろそろ帰るか。」
暁葉「はい。」
そして、私たちは烏野と音駒の皆さんに見送られながら体育館を後にした。
さて、また明日から私たちの戦争が始まる。
けど、不思議と嫌ではない。むしろ、ワクワクしている。
戦闘狂の性なのか、それとも……。
いや、もういいや。考え出すときりがない。
美しい、悲しい景色を見たこともない平和な夕日に照らされながら、確かな足取りで私たちは駅へと向かう。
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さぁ、私たちの
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澄葉夜(プロフ) - 読者の皆様、今日も作品を読んでいただきありがとうございます。さて、プチ企画の〆切まで残り6日となりました。ぜひ、多くの方の参加をお待ちします。なお、詳細は「お知らせ5&プチ企画」のページをご覧下さい。 (2019年2月22日 1時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - フルーツヨーグルトさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです!頑張ります!! (2019年1月8日 16時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
フルーツヨーグルト - 続編おめでとうございます!!すごく面白いです!!!頑張ってください!!! (2019年1月8日 16時) (レス) id: 6500d8f78f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澄葉夜 | 作成日時:2018年12月21日 8時