練習試合3 ページ26
Aside
恋藍「え！？日向君って、ミドルブロッカーなの！？」
挨拶終了後、スターティングメンバー六人がコート内に入る。
その中のコート近くの真ん中に、日向君が立っていた。
米屋「え、立ってる場所で、ポジションがわかるんですか？」
恋藍「うん。しかし、日向君の身長じゃミドルブロッカーは不向きなんじゃ…。」
古寺「そうなんですか？」
雪春「ミドルブロッカーは、攻撃で点を取るよりも、ブロックで攻撃を取らせないっていう動きがメインなの。」
暁葉「バレーは身長が高ければ高いほど有利な競技です。それは、ブロッカーなら尚更です。」
出水「んー。その日向君？は身長何センチなんだ？」
『さぁ…。どのくらいでしたっけ？』
恋藍「ん〜。あ、柚宇ちゃん。ちょっとおいで。」
国近「？はーい。」
？を浮かべたままてくてくとやってくる柚宇さん。
恋藍「あ〜、うん。柚宇ちゃんと同じくらいだったかな。」
『確かにそうですね。』
太刀川「へ！？ちっさ！」
国近「ちょっと太刀川さん！それ、私が小さいって言われてるみたいじゃない！」
『柚宇さん、大丈夫ですよ。あなたより小さいのがここにいますから。』←158��
国近「あ、うん。ごめんね。」←163��
・
・
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風間「どうやら、その話は関係無さそうだぞ。」
『え？』
『何故ですか？』と風間さんに聞く前に、床に響くボールが打ち付けられる音や周りから聞こえる息を呑む音。
再度、コートに目をやれば、着地した日向君と音駒側に転がるボール。
ﾋﾟﾋﾟｰｯ！
「「「「うぉぉぉー！」」」」
夏蓮「…嘘でしょ。」
菊地原「何？あの打点。」
守羽「そんじょそこらの奴らとは違うじゃん。」
どうやら、日向君がスパイクを打ったらしい。
音駒の人達がびっくりしてる。
……え、嘘。
見逃したよﾁｸｼｮｳ……。
だけど、チラッと横を見れば、恋藍さん達は別のところに驚いたらしい。
私たちとは反応が違った。
(今更だけど、恋藍さん・暁葉ちゃん・夏蓮ちゃん・雪春ちゃんは、バレー部マネ経験者)
夏蓮「あの人……。」
暁葉「うん。目、瞑ってたよね。」
『……ん？』
え？
『どういう事？』
雪春「あの10番。目を瞑りながらスパイク打ったって事。」
『…へ？嘘。』
出水「マジで？」
奈良坂「残念だがマジだ、出水。俺も見た。」
当真「ちなみに、俺も見たぜ〜。」
とんでもない話だが、スナイパー2トップのお二人がそう言うのなら、本当なんだろう。
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澄葉夜(プロフ) - 読者の皆様、今日も作品を読んでいただきありがとうございます。さて、プチ企画の〆切まで残り6日となりました。ぜひ、多くの方の参加をお待ちします。なお、詳細は「お知らせ5&プチ企画」のページをご覧下さい。 (2019年2月22日 1時) (
レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - フルーツヨーグルトさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！頑張ります！！ (2019年1月8日 16時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
フルーツヨーグルト - 続編おめでとうございます！！すごく面白いです！！！頑張ってください！！！ (2019年1月8日 16時) (レス) id: 6500d8f78f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄葉夜 | 作成日時：2018年12月21日 8時
