戦姫の日常 〜Episode2〜

恋バナin温泉4 ページ16

Aside

国近「それで？Aちゃんは？」
( ´艸｀)ﾑﾌﾌ

『そんな目で見られても、好きな人なんて居ないですよ。私。』

国近「じゃあ、付き合うなら〜？」

『え〜。』


付き合うならか……。


一緒にいて楽しい人……？


…………あ。


『出水先輩……ですかね。』

国近「おぉー。出水君か。」

暁葉「ほぇ？師匠？」

雪春(あ、復活した。)

恋藍「そりゃまた、なんで出水なの？」


なんでって、言われてもなぁ…。


『まぁ、四人みたいに一緒にいて楽しい人を考えたら、浮かんだのが先輩でしたし……。』


それに……。


『一緒に戦ってて、いつも頼もしいなと感じるんです。
ポジションは違えど、先輩が凄い人だっていうのは見て分かりますし、尊敬もします。』


合成弾の生みの親。

たまたまとはいえど、あんな強力な攻撃戦術を思いつけるのは、才能もセンスもトリオン量もすべて持ってる先輩だけだ。

私がシューターだったら、たぶん、出水先輩みたいにはなれない。

だから……。


『だからと言ってはあれですけど、一緒に戦っていても、橘を持って隊を離れていても、安心して背中を預けられるんです。』


私達の帰る場所を残してくれる。

出水先輩がいるからこそ、私も太刀川さんも思いっきり戦える。


これ以上にない、頼もしくて自慢の先輩だ。


夏蓮「ほぇ〜。すごいなぁ〜。」

加古「菅原ちゃんが出水君を信頼してるからこそ言える言葉ね。」

恋藍「Aちゃんらしいや。」

守羽「それ、本人に言えばいいのに。」

『ﾀﾋんでも言いません。墓場まで持っていきます。』

国近「ムフフ♪これは、近いうちに我が隊からカップルが誕生する予感♪」

『いや、付き合うならって話ですからね？』

暁葉「付き合うならって話でそこまでの感情は言えないよ。」

『暁葉ちゃんが言えた話じゃないと思うけどな。』


……今思えば、かなり恥ずかしい事言ったな。

まぁ、いいけど。本人の前じゃないんだし。(←)


守羽「そんで、ラスト。」

恋藍「風間隊のお二人は？」


以外にも楽しんでいるな。この二人。

いや、加古さんも含め三人か？


三上「わ、私も好きな人はいないです。
けど、付き合うなら……そうですね……。
頼りがいのある、優しい人がいいですね。」

国近「おぉー。王道だー。」

雪春「でも、歌歩先輩が言う頼りがいのある人って、相当ですよね。」

恋藍「ただでさえ、皆から頼りにされてるもんね。」

三上「あはは…。」

恋バナin温泉5＆回想→←恋バナin温泉3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す