Sweetvioletと7人の魚

〃 ページ9

NOside

『では、まずどーするかと言いますと…ってその前にバロンを移動させよ』‪

シルク「あー。血糊の上を歩かれたら面倒だしな」

『そーそー。洗わなくちゃいけないし、足跡だらけでファンシーな空間になりかねないし。
んで、バロンどこ？』


……バロンを寝室へ移動中


『はい。気を取り直しまして、まずここに5本の血糊があります』( ˙-˙)⊃

シルク「はい」

『そのうちの4本を、そこら中(廊下のみ)にぶちまけます』

シルク「はい」

『最後の1本をお互いにぶっかけて完成』
d(˙꒳​˙ )

シルク「雑だなオイ」

『口頭の説明なら、こんくらい簡単でいいでしょ？』

シルク「まぁ、それもそうか？」

『んなら、さっそくぶちまけましょー』

シルク「うーい」


……1、2本目をまき中


シルク「なぁ、シグマ。これ、ストーリーとかあるのか？」

『んーと。
宅急便に扮した犯人がやって来て、私がドアを開けた瞬間に、お腹をグサッと。
んで、悲鳴を聞いたシルクが来て、犯人と取っ組み合いになりになるも、胸を一突きされて倒れる。
んで、犯人が逃走後の現場に4人がやって来る』

シルク「んなら、争った跡とか付けるか」

『だね』


……3、4本目をまき中


シルク「そーいやーさ」

『ん？』

シルク「なんで、モトキを仕掛け人にしたんだ？」

『あぁ。
私とシルクだけなら「なーんだ」ってなるかも知れないけど、
普段冷静なモトキが慌ててる姿を見たら、残りの3人も「え？」って焦るんじゃないかって話』

シルク「うわぁ……」(°△° )

『ちょっと。仕掛け人常習犯のあんたにそんな顔されたくないんだけど』


……血糊まき終了


『はい。血糊がまき終わりましたので、ラスト1本を私とシルクにかけていきたいと思います。
そして、ここでこのアイテムも使います』
ﾃﾃｰﾝ( ・ω・)／

シルク「……ナイフ？」

『おもちゃのね。刃が引っ込むタイプの、刺さっても痛くないやつ』

シルク「あー。俺がダホに(ドッキリで)使ったやつか」

『そーそ。やっぱ凶器が無いと変な感じでしょ？』

シルク「まぁな。って、すげー変な会話だなこれ」

『まぁまぁ。それでは、これにも血糊をかけまして……』

シルク「その辺にポイッとな」

『Hey！』ﾎﾟｲｯ(･ω･)ノ⌒

シルク「よし！んじゃあ俺らにも付けるか！
ってそーいやー、今日『白い服で来い』っつったのはこれのため？」
(↑白Tシャツ＋短パン)

『これの方がわかりやすいでしょ？』
(↑白Tシャツ＋黒スキニー)

〃→←ドッキリ

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