〃 ページ31
シグマside
目の前が真っピンクの煙に包まれる。
けど、煙はすぐ引いていき、ビックリ顔の3人と目があ……………う？
『え？縮んで無くない？』
手や足を見たり、顔を触って見ても何ともない。
まさかのなんも無かったパターン？
けど、3人の表情は変わんない。
モトキ「シグマ。耳、耳」
『は？耳？』
さわさわと自分の耳を触るも、別に何ともない。
モトキ「違うって。頭の方触ってみ？」
言われた通りに頭を触る……ん？
なんかもふもふしたやつがいる。
ふと後ろを振り返ると、ゆらゆらとなんか細長いやつが見える。
…………まさか。
ぺけ「のわぁーーーーー！！！？シグマに猫耳と尻尾が生えたーーー！！！」
ンダホ「わーー！！ちょっ、シルクーーー！！！」
ー ー ー ー ー
モトキside
………十数分後
シルク「なーーんで飲んじゃうのかね？」
『ごめんごめん』
呆れ顔のシルクと苦笑いのシグマ。
ンダホの呼び出しで、シルクとマサイがシグマハウスに来た。(ダーマとザカオは仕事)
んで来た瞬間、驚きのあまり2人とも硬直し、シルクなんて「……メイド喫茶？」とアホなことを言い出してた。
ンダホ「まさか、半分だけ飲むと耳と尻尾が生えるなんてね……」
ぺけ「俺、飲まなくってよかった〜」
(´-ω-｀)ﾌｩ
確かに。男の(しかも友人の)猫耳とか地獄でしかないよ。
モトキ「毛の色がダーマのやつと一緒だけど、こっちがロシアンブルーだっけ？」
『そーそー。耳がちょっと縦長っぽいし、尻尾も長めでしょ？』
尻尾の長さはわかんないけど、耳は確かにちょっとシュッとしてる。
マサイ「スゲーな。こんなサイズの尻尾なんて、虎くらいしか見た事ないぞ」ｷﾞｭﾑｯ
『う"に"ゃ！！？』
「「「！！！！？」」」Σ(ﾟдﾟ；)
マサイが尻尾をつかんだ途端、猫みたいに(いや、実質猫なんだけども)叫んで、隣にいた俺に隠れた。
その掴まれた尻尾は毛を逆立てて、ぶわっと膨らんでる。
あーっと……これは……。
モトキ「マサイ……。猫の尻尾には神経が通ってて、あんまり強く握っちゃダメなんだよ」
マサイ「え！？マジか！！」
『う"う"ー』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
ンダホ「ちょっ。シグマ、痛いって」
怒ったシグマが尻尾をスゴい勢いで振る。それが不覚にも、隣のンダホにベシベシと当たってる。
なんでそんなこと知ってるかって？
俺、過去にバロンの尻尾をもふもふしてた時、触りすぎて猫パンチされたことがあるんだよね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆりりん(プロフ) - 澄葉夜さん» りょうくん好きです…！(笑) (2019年11月26日 18時) (
レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - ゆりりんさん» 不思議な事に全然当たらないんですよね……。代わりに、東海オンエア賞は4回当たりましたwww (2019年11月26日 16時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - フィッシャーズ賞、当たりませんでしたか〜…。私は二回目で当たりました(笑) (2019年11月26日 15時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 続編おめでとうございます！ シグマちゃん、かわいくて好きです♪ (2019年11月26日 14時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - やっぱりシルクは、キュン！キュンの集合体です(？) (2019年11月22日 22時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：澄葉夜 | 作成日時：2019年10月8日 18時
