続き ページ19
シグマside
ドアに手をかけられ、思いっきり開けられる。
反射的に、閉めようとドアを引いたが、男性の足が入って来て閉めれなかった。
だが、チェーンをかけてたおかげで、半開きで済んだ。
？「会いたかったよ！シグマちゃん！！ねぇ、ここを開けてよ！！」
声的には、先程の配達員の人とみて違いない。
年齢は私よりも一回り年上っぽい30歳位の人だ。
もちろん。こんな非常識なYouTuberさんは知らない。
『あの、すみません！どういったご要件でしょうか！？』
？「そんなの、君に会いに来たからに決まってるじゃないか！！」
思い出した。
この人、知ってる。
昔から応援してくださってるウオタミさんだ。
イベントだと、私カラーのペンラを前の方の列で振ってくださってたり、
事務所宛へプレゼントを贈ってくださる際に、すごい長文の手紙と律儀に住所などを書いてくださってたから、頭の隅で何となく覚えてた。
……というか。女の子のウオタミさんが多い中で、30代の男性のウオタミさんはすっごい目立つんだよ。
だから余計に覚えてる。
……って。なんで、こんなにも平然としてんだろ？私。
男性「もう。何度も手紙を贈ったにも関わらず、返してくれないなんて酷いじゃないか！！」
『だからと言って、家に来るのは止めてください！どうかお引取りください！』
男性「そんなぁ！頑張って家を調べてここまで来たって言うのに！！？」
家を……調べた？
それを聞いてゾッとした。
男性「ねぇねぇ！早く開けてくれよ！！もっとおしゃべりしようよ！！」
『止めてください！近所迷惑です！いい加減にしないと……！』
……ちょっと待って。
それって、UUUMにもメンバーにも迷惑がかかるんじゃ？
しかも、それがきっかけで活動休止とかになったら？
仮にも、目の前の人は一般人だ。
何か問題があったとしたら、不利になるのはこっち側だ。
思考回路がピタリと止まる。
私、どうやってこの人を追い返したら良いの？
人生で経験するはずのない出来事に、だんだん恐怖を覚えてくる。
男性「どうしたんだい？いい加減にしないと、何があるんだい？」
男性がニヤリと笑う。
この人、わかってて……！
男性「ねぇ、シグマちゃん。もっと顔を見せてよ！」ｸﾞｲｯ!!
『い、嫌！！』
どうしようと悩んでると、開いてる隙間から男性が腕を掴んできた。
咄嗟に振り払い、1,2歩と後ろへ下がる。
そして、これで怖くなった私は部屋へと逃げた。
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まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです！更新頑張ってください！お互い更新頑張りましょう！ (2020年10月17日 19時) (
レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです！ (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ！あと、作者はマサイ推しです！ (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか？ (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか？ (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄葉夜 | 作成日時：2019年11月26日 17時
