殺戮の天使ちゃんと死の外科医 (ページ3)

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殺戮2 ページ3

｢今後どうしたいですか？」

『……ここから出たい』

『お父さんとお母さんに会いたい……』

｢_____記入終了」

｢プレイスタート用のカードキーを配布します」

また、カチッと音が鳴ってカードが出てきた

カードを手に取った

『……これを使えば､ここから出られるかな？』

『……でも、｢プレイスタート用」ってなんのことだろう……』

とりあえず早く出たいからカードカーを使ってここを出た

音が鳴って鉄の柵が開く

その先にはエレベーターがあった

『このエレベーター……上の階へのボタンしかない……？』

『おかしい……私がいたのはこんな地下じゃない』

変なことが起こりすぎていつか頭が痛くなりそう……

そして、エレベーターが開いた

_________最下層の彼女“達”は生贄となりました

_________みなさま、各フロアにてご準備を

_________ここから先はプレイエリア

_________ゲートが開かれます

『今の放送……なんのこと……？』

分からないけどエレベーターに乗り込んだ

floor B6

ガコンっと音がなってエレベーターが止まった

『エレベーター、止まっちゃった……』

エレベーターから視線を外し、周囲を見渡す

『ここ、建物の中……？変な感じ……』

『……それにさっきから見られているような……？』

『とにかく、出口はどこだろう？』

今私が立っている両隣にはゴミがたくさん入った箱がありハエがたかっているとこもある

　
目の前の扉を開き、道を進む

壁には何か赤黒いペンキがところどころ塗られていた

『……？早く、行こう……』

壁にはチラシがあったけど破られていて読めなかった

『……ここ、本当に見覚えのない場所だ……』

『私、なんでこんな所に……』

壁の方へ向く

『……新聞が張ってあるけどなにかここのことが解ることが書いてあるかな……？』

_____見さかいのない殺人？

_____××年×月×日××海××村の道端で男性の遺体が発見された。

_____遺体には鋭い刃物で切り付けられたような傷が大きく残っており、海賊の仕業として捜査中

_____先月からこの村では似たような方法の殺人事件が続いている

_____被害者に関わりや共通点は見られないため、近くの村民には注意が必要である

『……殺人事件の記事か……』

少し歩くと裏路地みたいなところがあった

『裏路地みたいな所……入るのは少し怖いな』

もっと歩いたところは木材が打ち付けられていて、扉が開かない